全日本RR第1戦もてぎ【J-GP3決勝】尾野弘樹との戦いを制し木内尚汰が全日本初優勝
2022/04/04
「尾野選手の後ろでたくさん勉強ができた」と木内
優勝
木内 尚汰(Team Plusone)
「最後の最後しか前に出ることができず、内容は負けている部分がありました。尾野選手の後ろで走り、次戦に向けて生かせることがたくさんあって勉強になりました。本当は前に出て逃げたかったのですが、尾野選手の抜かせない走りがとても上手だったので、そういうところを学ぶことができました」
「最後は90度コーナーで抜くことができれば勝てるかなと思っていたので、そこは作戦どおりにできてよかったです。開幕戦は表彰台を目指していたから、この場にいられてすごくうれしいです」
2位
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「事前テストから今大会の決勝まで終えてみて、すべてがうまくいきませんでした。ウオームアップ走行で立て直したかと思ったのですが、うまくいきませんでした。マシン、タイヤを含めてパッケージが新しくなり、セッティングが出ない中で、ライディングも合わせられず、遅れを引きずりました」
「逃げられないと分かっていたので、一騎打ちになると思っていました。想定どおりのレース展開だったのですが、木内選手の方が余力があるように思いました。とにかく彼を前に出さないように、自分がレースを引っ張れるようにという作戦でした。でも木内選手の方が余力があるのが分かったので、精神的に厳しいレースでした」
「去年チャンピオンと取って、今年は全戦全勝を目標にしましたが、達成できなくなってしまいました。次戦からは、本来の自分の走りができれば今日のようなことにはならないと思います」
3位
上原大輝(Team Plusone)
「正直なところ、作戦というのはなくて、全力でいくしかない状態でした。それでもなかなかペースが上がらず、集団に沈んでしまいました。そこから一つ一つステップbyステップで周回を重ね、表彰台をねらえればいいと思っていました」
「トップがかなり離れてしまったので、その時点で優勝は無理だと思い、3位獲得に切り替えました。スタートしてすぐにペースアップできれば、もっと上位に食いついていけたのかなと思います」
「全日本初表彰台獲得は、すごくうれしいです。チームのみなさん、スタッフのみなさんのおかげです。最後の勝負に競り勝てて、チームに感謝しています」
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