全日本RR第1戦もてぎ【J-GP3決勝】尾野弘樹との戦いを制し木内尚汰が全日本初優勝
2022/04/04
左から、2位の尾野弘樹、優勝した木内尚汰、3位の上原大輝
全日本ロードレース選手権2022開幕戦J-GP3の決勝は木内尚汰(Team Plusone)が優勝した。
薄曇りの中での決勝の火蓋が切られた。好スタートでホールショットを奪ったのは尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)。ポールシッターの木内、高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)と続く。
オープニングラップから尾野と木内の一騎打ちの様相に。高杉は大和颯(team-Syuu)、彌榮郡(MARUMAE with Club PARIS)、若松怜(BOWCS. team Rei)、上江洲葵要(41Planning With PENSKE)、上原大輝(Team Plusone)、小合真士(SDG Mortor Sports Jr. Team)と3位争いを開始。
尾野と木内の首位争いはサイドbyサイドのまま周回を重ねる。3位争いは集団から彌榮と大和が抜け出す。
7周目。大和が転倒。これで単独になった彌榮を高杉、若松、上原らが追いかける。
レース後半。尾野と木内はテールtoノーズのまま。3位争いは彌榮、上原、高杉の3台でのバトルに移行。その後ろではエンジン交換したために最後尾スタートとなった徳留真紀(MARUMAE MTR)が猛烈な追い上げを見せ、6位争いの先頭に立ち、観客を沸かせる。
15周目。横には並んでも前に出ることができなかった木内が首位浮上。しかし翌周には尾野がトップ奪回。後方の3台の3位争いも激しさを増す。
最終ラップ。木内が前に出る。尾野はすきをねらうが、木内はブロック。そして木内が全日本初優勝。3位争いは上原に軍配。全日本初表彰台を獲得した。
こんな記事も読まれています