高橋国光氏が逝去
2022/03/17
3月16日(水)、2輪/4輪モータースポーツ界に多大な貢献を果たした高橋国光氏が、82歳で逝去した。
高橋氏は1960年にホンダのワークスライダーとして世界グランプリに参戦開始。1961年の西ドイツGPでは日本人ライダーとして初の世界グランプリ優勝を達成し、この勝利は世界GP250ccクラスでのホンダの初優勝となった。
世界グランプリでは125cc/250ccクラスで通算4勝を記録。1962年のマン島TTレースで転倒した際に負傷し、後に4輪レースに転向。国内レース、ル・マン24時間耐久などで活躍を収め、59歳まで現役レーサーとして活動。
その後、自身が率いる「チーム国光」の監督として国内GTトップカテゴリーで好成績を収め、2輪でも鈴鹿8耐ではチーム監督として、もて耐にもライダーとして参戦するなど、2輪/4輪のレジェンドとして活躍し、2020年には文部科学省から『スポーツ功労者』として顕彰された。
クニさんの愛称で親しまれた高橋国光氏の冥福を祈ります。
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