MotoGP第7戦カタルニアGP、MotoGPクラスは、スペインのカタルニアサーキットで2日目の予選を行ない、アレックス・エスパロガロ(スズキ)が1分40秒546でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行で総合トップに立ったのはマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。ビニャーレスはフリー走行3回目でトップタイムを記録。フリー走行2回目でトップタイムを記録していたアレックス・エスパロガロ(スズキ)が総合2番手に続き、スズキ勢がワンツーで予選2回目に進出した。
フリー走行総合11番手以下のライダーによって争われる予選1回目で上位につけたダニ・ペドロサ(ホンダ)とアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)の二人を加えた12名のライダーによって、予選2回目は争われた。
予選2回目でまずリーダーボードのトップに立ったのはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。ロレンソは開始3分すぎに1分41秒008を記録してトップに立つ。これを開始5分前にアレックス・エスパルガロが逆転。さらに開始6分すぎにはマルク・マルケス(ホンダ)が1分40秒794とポールポジションレコードを更新するタイムでトップに浮上する。
開始9分すぎに2度目のアタックに出たロレンソが1分40秒646を記録してトップを奪還するが、開始12分すぎ、残り3分を切ったところでアレックス・エスパルガロが1分40秒546をたたき出し、アレックス・エスパルガロ自信MotoGPクラス通算2度目、今年から復帰したスズキにとって復帰後初となるポールポジションを獲得した。
2番手に残り2分を切ったところで1分40秒629の自己ベストを記録したマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、スズキが復帰後初ポールをワンツーで飾った。
ロレンソは1分40秒646で3番手とフロントロウを確保。マルケスは1分40秒754で4番手とフロントロウを逃した。
5番手に1分40秒907でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、予選1回目から勝ち上がったペドロサは1分40秒928で6番手に。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が1分41秒058で7番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ)が1分41秒068で8番手に続き、カル・クロッチロウ(ホンダ)は最後のアタック中にバックストレートエンドの10コーナーで転倒、1分41秒195で9番手に。10番手に1分41秒333でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が続いた。
ポル・エスパロガロ(ヤマハ)はセッション終盤に1コーナーで転倒を喫し、1分41秒385で11番手。予選1回目から2回目に進出したイアンノーネは、1分41秒524で12番手となった。
エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分42秒003でオープントップの13番手を獲得。スコット・レディング(ホンダ)が1分42秒029で14番手、ステファン・ブラドル(フォワード-ヤマハ)が1分42秒053で15番手に続いた。
以下、16番手に1分42秒155でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、17番手に1分42秒273でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、18番手に1分42秒485でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、19番手に1分42秒592でロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)、20番手に1分42秒600でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、21番手に1分42秒928でジャック・ミラー(ホンダ)、22番手に1分42秒971でユージン・ラバティ(ホンダ)、23番手に1分43秒601でアレックス・デ・アンジェリス(ART)、24番手に1分44秒345でマルコ・メランドリ(アプリリア)の順で続き、カレル・アブラハム(ホンダ)は予選1回目前のフリー走行4回目でハイサイド転倒、予選1回目の出走をキャンセルした。