MotoGP第11戦オーストリア Moto3決勝
2021/08/16
MotoGP第11戦オーストリア、Moto3クラスは、オーストリアのレッド・ブルリンクで決勝レースを行ない、セルジオ・ガルシア(ガスガス)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温27度、路面温度34度のドライコンディションの下、23周で争われた。
序盤から集団のトップ争いが展開されるが、5番グリッドからスタートしたデニス・オンジュ(KTM)が積極的にレースをリードする。中盤にはオンジュ、ペドロ・アコスタ(KTM)、13番グリッドからスタートし序盤からトップ集団に加わったガルシア、ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)、ジャウメ・マシア(KTM)、デニス・フォッジア(ホンダ)の6人によるトップ争いとなり、順位を入れ替えながら、接戦を繰り広げる。
ガルシアは残り5周で3番手に浮上すると、最終ラップにオンジュと接戦のトップ争いを展開。残り2コーナーとなった9コーナーでオンジュを交わすと、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン3勝目を記録した。
0.027秒の僅差でオンジュが続き、グランプリベストリザルトとなる2位に入賞。カタルニアGPの3位以来、今シーズン2回目となる表彰台を獲得した。序盤からトップ集団の後方で周回を重ねたフォッジアは、最終ラップに3番手に浮上し、3位表彰台を獲得。
アコスタは最終ラップにポジションを落とし、僅差の4位でチェッカーとなったが、ランキングトップをキープした。5位にフェナティ、6位にマシアの順で僅差で続いた。
マシアから0.537差の7位にジョン・マクフィー(ホンダ)、8位にイサン・グエバラ(ガスガス)が続き、ダリン・ビンダー(ホンダ)は9位でゴール。10位に鳥羽 海渡(KTM)が入賞した。
2番グリッドからスタートした鈴木 竜生(ホンダ)は序盤はトップ争いに加わったが、その後、後退し、11位に入賞。國井 勇輝(ホンダ)は最終ラップまで14位を争い、僅差の18位でチェッカーを受けた。
佐々木 歩夢(KTM)は序盤からトップ集団に加わっていたが、7番手走行中の6周目の10コーナーでインに入って来たビンダーに接触されて転倒し、リタイアに終わった。山中 琉聖(KTM)は2日目のFP3でガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)に接触されて転倒、左上腕骨骨折を骨折したことから予選以降のセッションを欠場した。
MotoGP第11戦オーストリアGP Moto3クラス決勝結果
1 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
2 デニス・オンジュ(KTM)
3 デニス・フォッジア(ホンダ)
4 ペドロ・アコスタ(KTM)
5 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
6 ジャウメ・マシア(KTM)
7 ジョン・マクフィー(ホンダ)
8 イサン・グエバラ(ガスガス)
9 ダリン・ビンダー(ホンダ)
10 鳥羽 海渡(KTM)
11 鈴木 竜生(ホンダ)
12 フィリップ・サラッチ(ホンダ)
13 ステファノ・ネパ(KTM)
14 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
15 アンディ・イズデイハール(ホンダ)
16 カルロス・タタイ(KTM)
17 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
18 國井 勇輝(ホンダ)
19 リカルド・ロッシ(KTM)
20 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
21 ダビド・サルバドール(ホンダ)
22 マクシミリアン・コフラー(KTM)
23 エリア・バルトリーニ(KTM)
R アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
R 佐々木 歩夢(KTM)
R アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
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