MotoGP第11戦オーストリア Moto2決勝
2021/08/16
MotoGP第11戦オーストリア、Moto2クラスは、オーストリアのレッド・ブルリンクで決勝レースを行ない、ラウル・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温30度、路面温度39度のドライコンディションの下、25周で争われた。
スタートで先行したのはポールポジションのサム・ロウズ(カレックス)。ラウル・フェルナンデス、小椋 藍(カレックス)が続きトップ争いを展開する。
ラウル・フェルナンデスは3周目の3コーナーでロウズを交わしてトップに浮上すると、一度もトップの座を譲らず、今シーズン4勝目を記録した。
小椋は5周目にロウズを交わして2番手に浮上。ラウル・フェルナンデスとコンマ5秒内の差で2番手をキープしたまま周回を重ね、終盤にはその差を縮めたが、ラウル・フェルナンデスも残り2周でペースを上げ、勝負を仕掛けるまでには至らなかった。小椋はMoto2クラス初表彰台となる2位に入賞、Moto2クラスでは富沢祥也、高橋裕紀、中上貴晶、長島哲太に続き、表彰台に立った5人目の日本人ライダーとなった。
序盤から3番手をキープしていたアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が3戦連続での3位入賞。ロウズは4位でゴールとなった。
序盤から最終ラップの最終コーナーまで、ソムキャット・チャントラ(カレックス)とセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)による接戦の5番手争いが展開され、ビエッティが5位、チャントラが6位でチェッカーを受けたが、チェッカー後にビエッティが最終ラップのトラックリミットオーバーにより、1ポジションダウンのペナルティを受け、チャントラがグランプリベストフィニッシュとなる5位入賞。ビエッティは6位となった。
ポイントリーダーのレミー・ガードナー(カレックス)は5番グリッドからスタートしたが、1周目に10番手まで後退。そこから追い上げて7位でゴールしランキングトップをキープしたが、ラウル・フェルナンデスとのポイント差は19ポイント差に縮まった。
8位にアロン・カネト(ボスコスクロ)、9位にトーマス・ルティ(カレックス)、10位にマルコ・ベゼッキ(カレックス)の順で続き、羽田 大河(カレックス)は21位でチェッカーを受けた。
MotoGP第11戦オーストリアGP Moto2クラス決勝結果
1 ラウル・フェルナンデス(カレックス)
2 小椋 藍(カレックス)
3 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
4 サム・ロウズ(カレックス)
5 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
6 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
7 レミー・ガードナー(カレックス)
8 アロン・カネト(ボスコスクロ)
9 トーマス・ルティ(カレックス)
10 マルコ・ベゼッキ(カレックス)
11 ジェイク・ディクソン(カレックス)
12 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)
13 トニー・アルボリーノ(カレックス)
14 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
15 エクトル・ガルソ(カレックス)
16 ジョー・ロバーツ(カレックス)
17 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
18 ハフィス・シャリン(NTS)
19 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
20 キャメロン・ボビエ(カレックス)
21 羽田 大河(カレックス)
22 ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
23 マーセル・シュロッター(カレックス)
24 ステファノ・マンジ(カレックス)
R ヤリ・モンテッラ(ボスコスクロ)
R マルコス・ラミレス(カレックス)
R バリー・バルトゥス(NTS)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R アルベルト・アレナス(ボスコスクロ)
R ホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)
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