全日本RR第5戦鈴鹿【ST600決勝】三つどもえの戦いを制した小山知良が今季2勝目

2021/07/18

鈴鹿初優勝を喜んだ小山知良

優勝
小山知良（日本郵便HondaDream TP）
「レース前にコンディションが荒れてどうなるかと思ったけれど、ドライコンディションでできてよかったです。ウイーク入って調子はよかったけれど、レース後半のフロントに不安材料がありました。鈴鹿にはいい思い出がなく、優勝もないんです。最終ラップのバックストレートで抜かれて２位というのが多かった。21年目にして鈴鹿初優勝です。レース終盤は黄旗がところどころで出ていたので、２周前に前に出ようという作戦があたりでした」

2位
荒川晃大（MOTOBUM HONDA）
「２位という結果を残せたことはほっとしているけれど、小山選手はレース終盤まで強かったです。自分も前半に引き離せたらいいなと思ったけれど、レース後半で小山選手に抜かれてからは黄旗ばかりでどうしようかと思いました。完全に作戦負けです。自分でコントロールできていれば、勝てないレースではなかったと思います」

3位
埜口遥希（MuSASHi RT HARC-PRO）
「前回筑波から連続表彰台という結果は悪くないと思います。今回はあまり勝負できるポイントがなかった。その中でも最後まであきらめず、離されず、レースを終えることができました。ウイークとおしてエンジンはよく走っていたけれど、想像以上に厳しいレースでした」