ホンダ、カワサキ、トリックスターが2021鈴鹿8耐の出場権を獲得

2021/07/18

2019年の8耐優勝チーム、KTRのジョナサン・レイ

　鈴鹿サーキットが2021"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会の主催者推薦を発表、Team HRC、Kawasaki Racing Team Suzuka 8H（KRT）、そしてEVA RT 初号機 Webike TRICKSTARの3チームが出場権を獲得した。
　KRTは、SBKからジョナサン・レイ、アレックス・ロウズ、ルーカス・マヒアスといったライダーラインナップも発表。また、EVA RT 初号機 Webike TRICKSTARは、大久保光と佐野優人のエントリーを暫定オーダーとしている。Team HRCの体制は未発表。

　KRTの3人はメッセージビデオでコメントを寄せた。レイは「再びチームに加われることに興奮しています。鈴鹿8耐では過去に4回表彰台に上がったが、2019年にKRTで優勝したことが一番の思い出です。昨年は中止になってしまったけれど、今年は鈴鹿に戻ってこられそうです。ベストを尽くすことを約束します」とコメント。「KRTの一員として2021年の鈴鹿8耐に参戦できることをうれしく思っています。鈴鹿8耐は過去に3回優勝していますし、イベントもサーキットもすばらしく、私のお気に入りです」とロウズ。マヒアスは「日本でのレースはいつも特別に感じます。世界的にも有名な鈴鹿8耐を走れることはライダーとしても幸せに思います」と語った。

　これで、2019年末に行なわれたセパン8耐で15チーム、今年の鈴鹿2&4でのトライアウトで18チーム、鈴鹿サンデーロードレースでのトライアウトで7チーム、そして主催者推薦枠で3チーム、計43チームが出場権を獲得した。正式エントリー期間を経て、9月7日ごろにエントリーリストが発表される。鈴鹿8耐第43回大会の決勝は、2021年11月7日（日）に行なわれる予定になっている。