全日本RR第5戦鈴鹿【JSB1000レース1】中須賀克行が記念カラーで圧巻V
2021/07/17
「亀井選手はいい走りをしていたし、明日も一緒にレースができれば…」と心配そうだった中須賀
優勝
中須賀 克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「予選のときよりも路面温度が上がっていて、50℃以上にもなっていました。予想していたとおり厳しいコンディションのレースでした。また、セーフティーカーも入ったので、再開のときは落ち着いていこうと言い聞かせました。鈴鹿2&4のときよりも路面温度が高かったので、そんなに気にしなくてもいいかなと思いましたが、やはり1周目はペースを上げることができず、タイヤが温まるまでは辛抱していました。翌周からプッシュするとタイムを戻すことができたので、その後は自分のペースを刻んでいきました」
「今回からヤマハWGP参戦60周年の特別カラーということで、自分自身もこの伝統あるカラーリングをまとって走るということにプレッシャーも感じていました。発表と同時にしっかり優勝することができて非常にうれしく思います。また、日本のレースファンの方々の前で、このカラーリングで優勝を見せることができて本当によかったです。明日もいい結果を残せるよう頑張ります」
2位
名越 哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)
「JSBに上がってから前半戦は自分の思うように走ることができず、ストレスが溜まる中でもチームと確実にマシンとライディング面を詰めてきました。課題となっていたタイヤをうまく使えない部分は、この時期の鈴鹿ということで温度があるため自然とつぶれてくれて、レースウイークに入ってから、ほかのレースと比べるとスムーズに走ることができていました。ペースも悪くなかったですし、表彰台もねらえると思っていました。でも自分の技術が足りない部分もあり、また、前半戦は単独で走ることが多かったので、序盤タイヤのグリップがあるうちに前に行き、たくさんのライダーと集団の中で走ってたくさん学ぶことができました。自分の技量を上げつつも、こうしてリザルトを残すことができたので、ホッとしています。今日のレースは、これからのレースにも生きてくるのではないかと思っています。トップとの差はすごくありますが、2位という結果に満足しています」
3位
日浦 大治朗(Honda Dream RT 桜井ホンダ)
「ロードレースに参戦するのは鈴鹿2&4以来で、体力的にしんどいレースになりました。セーフティーカーが入ったので、少し楽になり、なんとか3位表彰台に上がることができました。今回、参戦するにあたってご協力いただいた桜井ホンダには本当に感謝しています。ありがとうございます」
「レースではスタートに失敗してしまい、抜くのに苦労して前とも離れてしまいました。でもセーフティーカーでそのギャップが縮まったので、その後は何としても前についていこうと必死に走り、なんとか3位表彰台を獲得できました」
こんな記事も読まれています