全日本RR第5戦鈴鹿【JSB1000レース1】中須賀克行が記念カラーで圧巻V
2021/07/17
左から、2位の名越哲平、優勝した中須賀克行、3位の日浦大治朗
全日本第5戦鈴鹿MFJ-GPのJSB1000クラス決勝レース1は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。
午前中の予選に続いて同日午後に行なわれたレース1は14周の周回数が設定された。好スタートを切ってホールショットを奪ったのは加賀山就臣(Team KAGAYAMA)。亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)、中須賀と続く。オープニングラップの130Rで亀井がトップ浮上。オープニングラップは亀井、加賀山、中須賀の順で終了。そのすぐ後ろでは秋吉耕佑(MURAYAMA・TJC・RT)、濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)、名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)の3台が4位争い集団を形成する。
2周目には加賀山を捕らえて2番手に浮上した中須賀。亀井の背後にぴたりとつけて周回を開始する。
5周目。秋吉のマシンが突如スローダウン。続いて200Rで亀井が単独転倒。これで中須賀が単独トップに。背後ではトップ集団から遅れはじめた加賀山と、セカンド集団から抜け出してきた名越が2位争いを開始。
この直後にセーフティカーが導入される。
セーフティカーがピットに入って戦いが再開されたのは残り6周となった9周目。中須賀、加賀山、名越、濱原、日浦大治朗(Honda Dream RT 桜井ホンダ)の5台でトップ集団を形成する。
早々に集団から抜け出してトップ独走状態に入った中須賀。残された加賀山、名越、濱原、日浦の戦いには岩田悟(Team ATJ)が追いつき、5台での2位争いに発展。10周目には先頭が加賀山から名越に替わる。加賀山は濱原、日浦に表彰台争いを挑まれる。その間に名越が集団から抜け出して単独2位走行に。
中須賀は5秒以上のアドバンテージを築いて最終ラップに突入。一方、加賀山から3位の座を奪った日浦が、名越を追い詰める。
中須賀はそのままトップでゴール。名越が2位の座を守り、日浦は3位表彰台となった。
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