全日本RR第5戦鈴鹿【ST600予選】荒川晃大が鈴鹿で3年連続ポールポジション
2021/07/17
全日本第5戦鈴鹿MFJ-GPのST600クラス予選は荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が制した。
鈴鹿8耐とスケジュールを入れ替える形での開催となった第5戦は、木曜日から特別走行が始まった。初日を制したのは國峰啄磨(TOHO Racing)。僅差の2番手が小山知良(日本郵便HondaDream TP)で、この二人だけが2分14秒台をマーク。二日目の合同走行は荒川がトップ、國峰が2番手、阿部恵斗(Webike チームノリックヤマハ)が3番手で続き、3人だけが2分13秒台という展開。
予想がつかない状況で突入した予選。まずは荒川が2分12秒978でリーダーボードのトップに立つ。小山は2分13秒075で追いかける。
セッションはそのまま終了。荒川が鈴鹿大会では3年連続ポールポジション獲得。小山が2番手。フロントロウ最後の席は前戦でクラス初優勝を飾った埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO)となった。
荒川は予選後に「真夏の鈴鹿というのは今まで経験したことがない。気温が高いから去年のタイムを越えるのは難しいとは思っていた。今回気にしていたのはアベレージ。予選でも一発タイムを出した後はアベレージに集中していたけれど、満足できるレベルに達する前に走行時間が終わってしまった。ポールポジション獲得はうれしいが、決勝に対してはまだ準備不足」とコメント。決勝に向けては「朝のフリー走行で状況確認してアベレージをあげていきたい。決勝は小山選手や埜口選手などが来るだろうから、自分の力を信じてしっかり取り組みたい」と気合いを入れ直していた。
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