EWC(世界耐久選手権)第1戦ル・マン24時間 決勝
2021/06/14
EWC(世界耐久選手権)第1戦ル・マン24時間はフランスのル・マン(ブガッティサーキット)で決勝レースを行ない、ヨシムラ SERT モチュール/スズキGSX-R1000が優勝した。
ヨシムラ SERT モチュールはスタート3時間目にトップに浮上。YART - ヤマハオフィシャルチームEWCと接戦を繰り広げていく。6時間目の時点でヨシムラ SERTがYART - ヤマハを1周リード。その後、夜明け前まで接戦が繰り広げられたが、2番手のYART - ヤマハがマシントラブルにより脱落。ヨシムラ SERTはその後、トップの座をキープし、2番手以下との差を広げて独走。24時間で855周を回って優勝を飾った。855周の内、ヨシムラ SERTは819周でトップをキープした。
8周差の2位にWEBIKE SRC カワサキ・フランス・トリックスター/カワサキZX-10Rが入賞。SRC カワサキは序盤にブレーキトラブルを抱えたが、それを解消して巻き返した。842周を回ったBMW モトラッドワールドエンデュランスチーム/BMW M1000RRが3位に入賞。
F.C.C. TSR ホンダ・フランス/ホンダCBR1000RR-RはYART - ヤマハがリタイアした11時間目の時点で2番手に浮上し、残り6時間まで2番手をキープしていたが、電気系のトラブルに加え、終盤に転倒もあって後退、10位でチェッカーを受けた。
こんな記事も読まれています