全日本RR第4戦筑波【J-GP3予選】小室旭が3戦連続ポールポジション
2021/06/19
全日本ロードレース第4戦筑波大会がスタート。J-GP3クラス予選は小室旭(Sunny moto Planning)がポールポジションを獲得した。
金曜日は快晴に恵まれた筑波大会。そこから一変、土曜日は朝から雨に見舞われ、午前8時35分から行なわれた25分間の予選はウエットコンディションで行なわれた。セッション序盤は森俊也(WJ-FACTORY)がリーダーボードのトップに立つが、小室がそれを塗り替えるとトップをキープ。さらにタイムを削っていく。森も食らいつくが一歩及ばず。さらに尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)は、セッション終了直前のラストアタックに成功し、2番手に浮上し、小室、尾野、森がフロンロウを獲得した。
小室は「天気は前から雨の予報だったので、すでに気持ちは作れていました。筑波は大好きなサーキットなので、自分はどんなコンディションでも問題ありません。バイクに少し気になるところがあったけど、自分の経験値から大丈夫だと思っています」と、ホームコースでの戦いに気合いを入れた。
また、J-GP3クラスのポールポジションに贈られる『富沢祥也賞』のプレゼンターに、富沢祥也の弟の恭也さんと、母の有希子さんが出席。小室は「これまでたくさんいただいて、申し訳ないっていう気持ちになってきました。でも自分は今年で一線を退くつもりだから、今まで世話になった人たちにプレゼントしたいな」と小室。有希子さんは「祥也と一緒に走っていた小室選手に取ってもらってうれしいです。若い人たちにも頑張って取ってもらいたいですね」とエールを送った。
筑波大会では決勝2レースが開催。土曜日にレース1、日曜日にレース2が行なわれる。
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