全日本RR第1戦もてぎ【ST600決勝】小山知良が新型CBRで貫禄V
2021/04/04
開幕戦優勝を喜んだ小山知良
優勝・小山知良(日本郵便HondaDream TP)
「マシンが新型になったことでフロントフォークも新しくしたためにフロントのフィーリングに苦しんでいました。テストから伸びなくて苦しかったのですが、金曜日の最後のセッションでやっと戦えるセッティングが見つかりました。開発にも携わった新型車でなんとしても勝ちたいと思っていました。レース後半は苦しかったのだけれど、どうやったらタイヤをつぶせるかとポジションを探っていたら、抜かれてしまったけれど、冷静に対処して抜き返すことができました。みんなの成長率がすごいけど、自分はどんどん退化するから、引き出しを増やしてテクニックに磨きをかけたいです」
2位・埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)
「去年はレースが4戦しかなくて、練習もできなかったためにいい結果を出せませんでした。今年は周囲の助けがあってハルク・プロから走ることができました。それでもシェイクダウンの時点では小山選手と大きな差があったので、周りからは敵視されていなかったと思います。勝てなくて悔しいけれど、初表彰台はうれしいです」
3位・國峰啄磨(TOHO Racing)
「小山選手の後ろについたのは想定内でした。後ろで余裕を持って戦っていたけれど、ミスが多かったです。余裕はあったのに、気持ちの部分で焦りがあったのだと思います。確実に空回りしていました」
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