全日本RR第1戦もてぎ【ST600予選】國峰啄磨が予選トップ!
2021/04/03
「新型CBR600RRと自分の相性がいい」とポール獲得の國峰啄磨
全日本ロードレース選手権開幕戦もてぎのST600クラス予選は國峰啄磨(TOHO Racing)がトップタイムをマークしてポールポジションを獲得した。
雲が広がる中、國峰はセッション開始早々に1分53秒287とコースレコードを更新してリーダーボードのトップに立つ。タイトル奪回をもくろむ一昨年のチャンピオン小山知良(日本郵便HondaDream TP)も早々にタイムアタックを行ない、自身が持つコースレコードを更新して1分53秒500をたたき出す。
30分間のタイムアタック。最後のタイムアタックも國峰が3周目にマークしたタイムに及ぶものは現れず、そのまま國峰がポールポジションを獲得。小山に次いで全日本3年目の若手、横山尚太(ガレージL8 Racing Team・YAMAHA)が3番手フロントロウを獲得。また、4番手の荒川晃大(MOTOBUM HONDA)、5番手の埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)までの5人がコースレコードタイムを更新した。
國峰は「ウイーク初日に転倒してメインマシンを壊してしまった。セカンドマシンは同じ仕様だけれど個体差があって、また最初からやり直す形になった。それがなければ、もっといけたかもしれない。決勝は悪いクセが出ないように冷静に戦いたい」とコメント。昨年から元MotoGPライダー玉田誠にアドバイザーとして支えてもらい「おかげで、かなり変わった。今は新型コロナウイルスの影響で玉田さんが来てくれている。玉田さんに見てもらえているうちに結果を出したい」と決勝に向けて意欲を見せた。
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