MotoGP第15戦ポルトガルGP Moto2決勝
2020/11/23
MotoGP第15戦ポルトガルGP、Moto2クラスは、ポルトガルのポルティマ(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベ)で決勝レースを行ない、レミー・ガードナー(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度28度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたガードナーは、スタートからレースをリード。3周目には2番手以下に約1秒2のリードを取る。しかし、ルカ・マリーニ(カレックス)とサム・ロウズ(カレックス)が序盤の内に集団を抜け出し、2番手を争いながら、ガードナーに迫り、トップ争いは3人の戦いとなる。
9周目にはマリーニがトップに浮上し、ロウズもガードナーを交わして2番手に。ガードナーは後続の集団に飲み込まれ、マリーニがトップ争いをリード。ロウズも2番手につけていたが、11周目にラインを外した間にガードナーが2番手に浮上。この間にマリーニが2番手以下に1秒前後の差をつける。しかし、ロウズを交わしたガードナーは周回ごとにマリーニとの差を縮め、終盤に入った17周目にはマリーニの背後に迫る。
そして、残り2周となった21周目の3コーナーでガードナーがマリーニを交わしてトップに浮上。そこから一気に差を広げたガードナーが、マリーニに1.609秒差をつけて、グランプリ初優勝を達成した。マリーニが2位でゴール。ロウズは単独3位でチェッカーを受けた。
4番手以下は接戦のバトルが終盤まで続き、4位にマルコ・ベゼッチ(カレックス)、5位にエネア・バスティアニーニ(カレックス)、6位にホルヘ・マルティン(カレックス)、7位にジョー・ロバーツ(カレックス)、8位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が入賞。
9位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、10位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)が入賞した。長島 哲太(カレックス)は序盤は第2集団で周回を重ねたものの、中盤以降に後退し、14位に入賞。
タイトル争いは5位に入賞したバスティアニーニがチャンピオンを獲得。9ポイント差の同ポイントでマリーニとロウズが続き、マリーニがランキング2位、ロウズがランキング3位となった。
Moto2第15戦ポルトガルGP Moto2クラス決勝結果
1 レミー・ガードナー(カレックス)
2 ルカ・マリーニ(カレックス)
3 サム・ロウズ(カレックス)
4 マルコ・ベゼッチ(カレックス)
5 エネア・バスティアニーニ(カレックス)
6 ホルヘ・マルティン(カレックス)
7 ジョー・ロバーツ(カレックス)
8 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
9 ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)
10 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
11 マルコス・ラミレス(カレックス)
12 マーセル・シュローター(カレックス)
13 ボ・ベンスナイダー(NTS)
14 長島 哲太(カレックス)
15 アロン・カネト(スピードアップ)
16 トーマス・ルティ(カレックス)
17 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
18 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
19 ステファノ・マンジ(MVアグスタ)
20 ドミニク・エガター(NTS)
21 ハフィス・シャリン(スピードアップ)
R シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
R アンディ・イズデイハール(カレックス)
R エドガー・ポンス(カレックス)
R カスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン(カレックス)
R ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)
R エクトル・ガルソ(カレックス)
R ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)
R ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
こんな記事も読まれています