ヨシムラがフランスのSERTと手を組み2021世界耐久選手権にフル参戦
2020/11/05
ユーロスポーツ上松氏、ヨシムラ加藤氏、吉村氏、スズキ佐原氏
2020年10月31日、ヨシムラが2021年FIM世界耐久選手権(EWC)に、『ヨシムラ SERT Motul』として参戦することを発表した。
スズキ・エンデュランス・レーシング・チームの頭文字で示されるフランスのSERTは、過去16回の世界タイトルに輝いているEWCを象徴するチームの一つ。このチームを率いてきた名監督、ドミニク・メリアン氏が2019年7月末に引退し、新たにダミアン・ソルニエがチームを指揮することに。以前からSERTにエキゾーストシステムの供給や技術的支援を行なってきたヨシムラは、ソルニエ氏がチームマネージャーに就任してから、より深くチームにかかわるようになると、新生SERTは2019-2020年シーズンの世界タイトルを獲得。
そしてついに2021年シーズン、フランスと日本のチームが融合した『ヨシムラ SERT Motul』が誕生、スズキのファクトリーチームとしてEWCにフル参戦する。
今回の参戦発表はインターネットを通じて、フランスのSERTソルニエ氏、日本からヨシムラの吉村不二雄代表取締役社長と加藤陽平チームディレクター、スズキ佐原伸一氏がライブ中継で出演、全世界に発信された。その後、鈴鹿サーキットで改めて日本メディア向けに発表会が設けられ、ユーロスポーツ上松美紀夫氏が加わり会見が行なわれた。
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