2021年シーズンMotoGPシリーズの暫定開催日程発表
2020/11/06
FIM(国際モーターサイクルリズム連盟)は11月6日、MotoGPシリーズ(FIM世界選手権グランプリ)の2021年シーズン暫定開催日程を発表した。
全20戦の開催を予定しており、シーズンのオープニングは例年どおりカタール。ナイトレースでの開催となる。2週間後にアルゼンチン、その1週間後にアメリカズと、南北アメリカ大陸ラウンドが開催される。
ヨーロッパラウンドの幕開けとなるのは、例年同様にスペインのヘレス。ヨーロッパラウンドではイタリアとカタルニア、ドイツとオランダ、アラゴンとサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニは2連戦となる。
日本はツインリンクもてぎで2年ぶりに開催。フライアウェイラウンドの緒戦となり、日本とタイ、オーストラリアとマレーシアの2連戦が開催され、最終戦はバレンシアを予定。
フィンランドGPは、新設サーキット、キュミリングのホモロゲーション取得が開催条件となり、例年開催されていたチェコGPはリストに入っておらず、フィンランドとオーストリアの間には1戦を予定されているが、現時点で開催日と開催地は未定。
今年初開催を予定するポルトガルのポルティマオ・サーキットことアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、インドネシアで建設が進むマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット、ロシアのサンクトペテルブルク近郊のロシア・イゴラ・ドライ・サーキットがリザーブとして選出された。
なお、全ての日程、イベント、観客は新型コロナウイルスのパンデミックの進展と対応する政府及び当局の承認が条件となる。
また、開幕前のテストの暫定的な日程も発表され、MotoGPクラスは2月にマレーシアのセパンでシェイクダウンテスト(2月14日~16日)とオフィシャルテスト(2月19日~21日)、カタールのロサイルでオフィシャルテスト(3月10日~12日)を予定。Moto2クラスとMoto3クラスはスペインのヘレスでオフィシャルテスト(3月16日~18日)の開催が予定されている。
2021年MotoGP暫定カレンダー
(2020年11月6日発表)
3月28日 カタール ロサイル
4月11日 アルゼンチン テルマス
4月18日 アメリカズ COTA
5月2日 スペイン ヘレス
5月16日 フランス ルマン
5月30日 イタリア ムジェロ
6月6日 カタルーニャ バルセロナ‐カタルニア
6月20日 ドイツ ザクセンリンク
6月27日 オランダ アッセン
7月11日 フィンランド キュミリンク
未定
8月15日 オーストリア レッドブルリンク
8月29日 イギリス シルバーストン
9月12日 アラゴン アラゴン
9月19日 サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ ミサノ
10月3日 日本 もてぎ
10月10日 タイ チャーン
10月24日 オーストラリア フィリップアイランド
10月31日 マレーシア セパン
11月14日 バレンシア リカルド・トルモ
*イブニングレース
**ホモロゲーション対象
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