ホルへ・ロレンソ(1位)
「自分たちでコントロールできない問題を抱えていたが、最終的に特別な仕事が実現できた自分とチームのことを誇りに思う。ドーハではヘルメットの内装の問題があり、オースティンではボク自身の体調の問題、アルゼンチンではタイヤの問題があって、自分たちのポテンシャルを示すことができなかった。今回はウイークを通じてポテンシャルを発揮することができ、特にブレーキングがよかった。これまで何度か土曜日までは問題なくても、日曜日にブレーキの問題が起こることがあったが、今日は大丈夫だった。今日はとても深いブレーキングができたし、コーナー進入もよかった。コーナーリングスピードもアクセレーションも全てがよかった。こういうときのレースは勝たなければならない。チェッカー後、池に飛び込むことも考えたが、ボクももう28歳、23歳のときと同じことはできない。最終的に池に飛び込むことをやめてバイクに戻ったんだ。重要なことはバレンティーノとのポイント差を縮められたこと。彼は開幕から常に表彰台に立っているからね。重要なことはフィーリングが回復し、速く走れたこと。今はこのときと勝利を楽しみたい」
マルク・マルケス(2位)
「勝つためにトライしたが、ホルへの後ろについて彼のライディングを見たとき、今日はホルへの日だ、ボクは2位だと思ったんだ。6、7周目までケガをした小指に問題はなかったことはとてもよかった。でも、右腕にいつも以上に負担をかけたようで、腕上がりの症状が始まった。終盤に苦労することが分かっていたからうまくマネージメントしなければならなかった。バレンティーノが少しずつ近づいてきて、アルゼンチンみたいだった。それからプッシュして、彼も差を縮めるのに苦労しているように見えたから、最終的に2位をキープすることができたんだ。今日の2位と20ポイントには満足している」
バレンティーノ・ロッシ(3位)
「難しい週末だった。金曜日から正しいセッティングを見つけるのに苦労し、最大限にプッシュできなかった。ウオームアップの後までセッティング改善に取り組んだ。最終的に表彰台に立つことができたことは悪くない。でも、レースでホルへやマルクと戦うには十分ではなかった。特にコーナー進入では100%ではなかったんだ。レースではマルクに接近する瞬間もあり、悪くはなかった。終盤にはいいバトルができることを希望していたし、それができると思っていた。差を1秒縮めることができたけど、最後はあきらめなければならなかった。ここまで4回表彰台に立ち、その内2勝と多くのポイントを獲得することができた。今回はドビジオーゾとのポイント差を広げることもできた。でも、今回の勝利でホルへもチャンピオン争いに復帰してくるだろう。彼との差は20ポイントあるが、シーズンは長いからね。毎レースウイークでバイクの戦闘力高めることをトライしたい。まだ、ポイントについて考える時期ではないよ」