SBK第5戦イモラのレース１はジョナサン･レイ（カワサキレーシングチーム）が優勝した。
好天に恵まれた決勝日。レース１で好スタートを切ったのはダビデ・ジュリアーノ（Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム）。レイ、トム･サイクス（カワサキレーシングチーム）、チャズ･デイビス（Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム）と続く。
オープニングラップからジュリアーノが後続を引き離しにかかり、レイ、サイクス、デイビスが激しい2位争いを開始。
4周目にサイクスがレイをかわして2番手に浮上。レイとデイビスを引き連れたままジュリアーノとの差を詰め始めた。レイはペースが上がらず6周目にはデイビスにもかわされて4番手に後退。しかし直後にデイビスがコースアウト。これでレイが再び3番手に浮上。
8周目。サイクスがついにジュリアーノを捕らえてトップ浮上。今度はペースを取り戻したレイがジュリアーノを追いかける。そして9周目にはレイが2番手浮上。カワサキのワンツー走行が始まった。
残り9周となった10周目。ダビド･サロム（チームペデルチーニ）が転倒し、赤旗に。
レースは6周という超スプリントレースで再開。スタート直後からサイクス、レイがワンツー走行を再開。ジュリアーノ、レオン･ハスラム（アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ）が追いかける。2周目にはハスラムが遅れ、トップ争いは3台に。
3周目にレイがサイクスをかわしてトップ浮上。サイクスを従えてハイペースで逃げるレイ。ジュリアーノは徐々に単独走行に。レイがサイクスを押さえて優勝。サイクスが2位フィニッシュでカワサキがワンツーフィニッシュを飾った。
