全日本RR第4戦もてぎ【J-GP3決勝】古里太陽が全日本初優勝！

2020/10/18

J-GP3トップ3会見

優勝・古里太陽（BATTLE FACTORY）
「金曜日に転倒していて、あまり自信はありませんでした。でも思ったよりもストレートが速く、ブレーキングでも抜くことができました。リアが滑る感じがあって怖い部分もあったけれど、優勝できてうれしいです。今季はアジアタレントカップでもSUGOでも勝てていなかったから、1勝できてホッとしています。金曜日の転倒でバイクを大破させてしまいましたが、優勝できて少しは返せたかなと思います」
「今回、元々出られるか分からなかったのですが、急きょバトルファクトリーから出してもらえることが決まりました。みんなが準備で動いてくれて実現できました。最終戦も参戦できることになりました。鈴鹿は去年も全日本で走っているので、自信があります。勝ちたいです」

2位・徳留真紀（マルマエMTR）
「コンディションがウエットからドライになり、自分はあまりペースが上げられないなと思ったから、序盤に離されずにキープしようと思って臨みました。スタートはまぁまぁよくて、意外と前もペースが上がらなかったから助かりました。（古里）太陽と一緒に前に出ましたが、本当はもう少し台数を少なくして、ハイペースな戦いに持って行きたかったです。でもそこまではペースアップできませんでした」
「小室（旭）は速いけど苦労しているみたいで、太陽とうまいこと1位、2位につけることができました。最後、90度コーナーで太陽のインに入れたかもしれなかったけど、何か旗が出ているようにも見えたし、そこまでの余力はありませんでした」
「チームが頑張ってくれて、戦えるバイクに仕上げてくれました。次の鈴鹿では優勝できるように頑張ります」

3位・小室旭（Sunny moto Planning AKR）
「途中にペースが上がらなかったから自分が前に出たけれど、ほかのみんなも優勝したいっていう気持ちが走りに出ていました。僕は、自分と村瀬（健琉）との間にだれかが入ればいいなと考えていて、古里選手がコーナーにインにつけずに入ってきて、トメさん（徳留）も一緒に行かれたのが誤算でした」
「とにかく自分は健琉の前でチェッカーを受けることが先決かなと思い、最後、優勝までは持って行くことができませんでした。このまま優勝せずにタイトル争いというのも…だけど、わずか4戦だし、優勝にはこだわらずにいきたいです。最大の目的はチャンピオンを取って、新しく立ち上げたチームの存在感を示すことだと思っています」