MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP Moto3決勝
2020/09/21
MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP、Moto3クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温26度、路面温度28度のドライコンディションで争われた。ポールポジションスタートのラウル・フェルナンデス(KTM)のリードでレースは始まるが、序盤から終盤まで集団の中で順位を入れ替えながらの混戦が展開された。
フェルナンデスはコントロールライン通過順位では3周目までトップをキープするが、その後、アルベルト・アレナス(KTM)がレースをリード。しかし、7周目から終盤までレースを引っ張ったのは、ホームレースのセレスティーノ・ビエッティ(KTM)だった。終盤になるとトップグループは13台ほどに絞り込まれ、最終ラップにポジション争いは激化。最終ラップにトップで入ったのはビエッティだったが、アレナス、ジャウマ・マシア(ホンダ)がトップに立つ。
ビエッティはマシアと激しい接戦を繰り広げるが、コース終盤の勝負所である14コーナーでそのすきを突いてトップに浮上したのがフェナティ。トップに立ったフェナティはそのまま逃げ切り、昨年のオーストリアGP以来、Moto3クラスでは最多となる12勝目を記録した。
僅差の2位にビエッティが続き、終始トップ集団の中で周回を重ね、終盤にトップ争いに加わった小椋が僅差の3位でゴール。前戦に続いて、今シーズン5回目となる表彰台を獲得した。
4位にアルベルト・アレナス(KTM)が続き、マシアは5位でゴール。フェルナンデスが6位、7位にデニス・オンジュ(KTM)、
8位にアンドレア・ミーニョ(KTM)の順で続き、鳥羽 海渡(KTM)は一度はトップ集団から遅れたものの、終盤に追い上げて9位でゴールした。10位にジョン・マクフィー(ホンダ)が入賞。
佐々木 歩夢(KTM)は14位に入賞。山中 琉聖(ホンダ)は20位、國井 勇輝(ホンダ)は25位でゴール。鈴木 竜生(ホンダ)はQ2の転倒で左手首を骨折したため、決勝レースを欠場した。
ポイントランキングではアレナスがランキングトップをキープしているが、ランキング2位の小椋が2ポイント差に迫った。
MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP Moto3クラス決勝結果
1 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
2 セレスティーノ・ビエッティ(KTM)
3 小椋 藍(ホンダ)
4 アルベルト・アレナス(KTM)
5 ジャウマ・マシア(ホンダ)
6 ラウル・フェルナンデス(KTM)
7 デニス・オンジュ(KTM)
8 アンドレア・ミーニョ(KTM)
9 鳥羽 海渡(KTM)
10 ジョン・マクフィー(ホンダ)
11 トニー・アルボリーノ(ホンダ)
12 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
13 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
14 佐々木 歩夢(KTM)
15 ステファノ・ネパ(KTM)
16 フィリップ・サラック(ホンダ)
17 セルジオ・ガルシア(ホンダ)
18 ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)
19 カルロス・タタイ(KTM)
20 山中 琉聖(ホンダ)
21 リカルド・ロッシ(KTM)
22 バリー・バルトゥス(KTM)
23 ジェイソン・デュパスキエ(KTM)
24 カイルール・イダム・パウィ(ホンダ)
25 國井 勇輝(ホンダ)
26 ダビデ・ピッツオーリ(KTM)
27 マクシミリアン・コフラー(KTM)
R ダリン・ビンダー(KTM)
R デニス・フォッジア(ホンダ)
R アロンソ・ロペス(ハスクバーナ)
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