全日本RR第3戦オートポリス【ST600】小山知良が岡本裕生とのバトルを制す
2020/09/20
ST600トップ3会見
優勝●小山知良(日本郵便HondaDream TP)
「今年は人生初のゼッケン1番をつけますが、ようやく1番で勝つことができました。前戦はポールtoウインをねらったけど、スタートしてから様子がおかしくて悔しいレースになりました。今日も岡本選手が想像以上にペースが速くて、どうやって勝負しようか考えて走りました。自分と岡本選手の強いところと弱いところが違ったから、少し離れて走ったらリズムを作ることができました。残り2周でしっかり探り、僕の強みのブレーキングを生かすために一発勝負、最終ラップの1コーナーだけに集中しました。オートポリスで3連勝することができてよかったです」
2位●岡本裕生(51ガレージ ニトロレーシング)
「昨日の予選でトラブルが出て、1周だけ計測できたタイムでした。SUGOと同じ感じで、流れが悪いかな…とも思ったけど、今日はとにかく自分のペースで前に出ようという作戦でした。意地でも勝ちたかったんです。最終ラップの第2ヘアピンでは、絶対抜いてやる、という気持ちでいったけど、コースアウトぎりぎりになってしまいました」
「21歳になり、もう若手でもない年齢になってきました。だから絶対に負けちゃいけないのに、勝てなかった。自分に何かが足りなかったんだろうと思います。次戦もてぎまであと1カ月。しっかり練習して成長しないと、先がない。次は負けません!」
3位●荒川晃大(MOTOBUM HONDA)
「予選から一発タイムはよかったけど、アベレージタイムはよくありませんでした。改善したかったけど、うまくいかずに決勝まできてしまいました。前についていく形だったけど、後半には離れてしまいました。本当は僕も前でバトルして経験値を高めたかったけど、それもできずに悔しいレースでした」
「もてぎまでに練習して、いろいろ課題を見つけ、予選もアベレージもしっかり上まで持って行けるようにしたいです。小山選手や岡本選手とバトルできるように、そして負けないようにしっかり練習したいです」
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