MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャ＆リビエラ・ディ・リミニGP、MotoGPクラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで2日目の予選を行ない、マーベリック・ビニャーレス（ヤマハ）が1分31秒077でポールポジションを獲得した。

　MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはフランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）。バニャーヤはFP3でオールタイムレコードラップを更新する1分31秒127を記録してトップに立った。

　総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたジャック・ミラー（ドゥカティ）とアンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ）がQ2に進出。この二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温26度、路面温度40度のドライコンディションで争われた。

　1回目のアタックでトップに立ったのはビニャーレス。ビニャーレスは開始3分すぎに1分31秒647を記録。しかし、開始5分すぎにバニャーヤが1分31秒313を記録して1回目のアタックをトップで終える。

　2回目のアタックが始まると、残り5分でビニャーレスが1分31秒268を記録してトップを奪還するが、バニャーヤが1分30秒973を記録して再びトップに立つ。しかし、このラップがトラックリミットオーバーで無効に。ポールポジションはラストアタックで1分31秒077を記録したビニャーレスが獲得し、最後のアタックで1分31秒153をたたき出したQ1からQ2に進んだミラーが2番手とジャンプアップに成功した。

　3番手に1分31秒222でファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）4番手に1分31秒308でポル・エスパルガロ（KTM）が続き、バニャーヤは1分31秒313で5番手に。

　6番手に1分31秒389でブラッド・ビンダー（KTM）、7番手に1分31秒436でバレンティーノ・ロッシ（ヤマハ）、8番手に1分31秒566でフランコ・モルビデリ（ヤマハ）、9番手に1分31秒574でダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）が続き、ドビジオーゾは1分31秒581で10番手。

　ジョアン・ミル（スズキ）が1分31秒617で11番手に続き、中上 貴晶（ホンダ）はフリー走行総合7番手でQ2に進んだが、予選前のFP4で転倒を喫し、Q2では1分32秒284で総合12番手となった。

　以下、Q1のタイム順にイケル・レクオナ（KTM）が1分31秒715で13番手、ヨハン・ザルコ（ドゥカティ）が1分31秒764で14番手、ミゲール・オリベイラ（KTM）が1分31秒841で15番手。16番手に1分31秒912でアレイシ・エスパルガロ（アプリリア）、17番手に1分32秒198でアレックス・マルケス（ホンダ）、18番手に1分32秒275でアレックス・リンス（スズキ）、19番手に1分32秒486でブラッドリー・スミス（アプリリア）、20番手に1分32秒850でティト・ラバット（ドゥカティ）の順となった。


MotoGP第8戦エミリア・ロマーニャ＆リビエラ・ディ・リミニGP MotoGPクラス2日目予選総合結果
１ マーベリック・ビニャーレス（ヤマハ） 1分31秒077（Q2）
２ ジャック・ミラー（ドゥカティ） 1分31秒153（Q2）
３ ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ） 1分31秒222（Q2）
４ ポル・エスパルガロ（KTM） 1分31秒308（Q2）
５ フランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ） 1分31秒313（Q2）
６ ブラッド・ビンダー（KTM） 1分31秒389（Q2）
７ バレンティーノ・ロッシ（ヤマハ） 1分31秒436（Q2）
８ フランコ・モルビデリ（ヤマハ） 1分31秒566（Q2）
９ ダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ） 1分31秒574（Q2）
10 アンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ） 1分31秒581（Q2）
11 ジョアン・ミル（スズキ） 1分31秒617（Q2）
12 中上 貴晶（ホンダ） 1分32秒284（Q2）
13 イケル・レクオナ（KTM） 1分31秒715（Q1）
14 ヨハン・ザルコ（ドゥカティ） 1分31秒764（Q1）
15 ミゲール・オリベイラ（KTM） 1分31秒841（Q1）
16 アレイシ・エスパルガロ（アプリリア） 1分31秒912（Q1）
17 アレックス・マルケス（ホンダ） 1分32秒198（Q1）
18 アレックス・リンス（スズキ） 1分32秒275（Q1）
19 ブラッドリー・スミス（アプリリア） 1分32秒486（Q1）
20 ティト・ラバット（ドゥカティ） 1分32秒850（Q1）