MotoGP第4戦チェコGP Moto3決勝
2020/08/10
MotoGP第4戦チェコGP、Moto3クラスは、チェコのブルノサーキットで決勝レースを行ない、デニス・フォッジア(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温30度、路面温度40度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったのはポイントリーダーのアルベルト・アレナス(KTM)。7番グリッドスタートのアレナスはトップに立つと、序盤から逃げにかかる。しかし、3周目には後方の集団に飲み込まれトップ争いは混戦に。5周目までアレナスがリードしたものの、6周目にフォッジアがトップに立つ。
レース中盤にはトップ集団は10人ほどに絞り込まれ、フォッジアがトップ争いをリードしながら周回を重ねていく。最終ラップの3コーナーで小椋 藍(ホンダ)がフォッジアを交わしてトップに立つが、フォッジアもすぐに逆転。フォッジア、小椋、アレナスが接戦のトップ争いを繰り広げるが、わずかに抜け出したフォッジアがそのままトップでチェッカーを受け、グランプリ初優勝を飾った。
アレナスが2位に入賞。小椋はトップから0.251秒の僅差の3位でチェッカーを受け、今シーズン3度目となる表彰台に立った。
4位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、5位にジョン・マクフィー(ホンダ)が入賞。ポールポジションスタートのラウル・フェルナンデス(KTM)は朝のウォームアップセッションでもトップタイムを記録。決勝もトップ集団につけたが、前に出ることができず、6位となった。
6位にラウル・フェルナンデス(KTM)、7位にジェレミー・アルコバ(ホンダ)、8位にトニー・アルボリーノ(ホンダ)、9位にロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)、10位にステファノ・ネパ(KTM)の順で続き、鳥羽 海渡(KTM)は1周目を24番手で終えたが、そこから追い上げて11位に入賞。山中 琉聖(ホンダ)は17位、佐々木 歩夢(KTM)は20位でゴール。
國井 勇輝(ホンダ)は18番手走行中の14周目の10コーナーで転倒、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイア。鈴木 竜生(ホンダ)は序盤からトップ集団に加わっていたものの、6番手走行中の10周目の10コーナーで転倒し、今シーズン初となるリタイアに終わった。
チャンピオンシップランキングではアレナスがランキングトップをキープ。小椋が18ポイント差のランキング2位につける。鈴木はノーポイントに終わり、ランキング4位に後退した。
MotoGP第4戦チェコGP Moto3クラス決勝結果
1 デニス・フォッジア(ホンダ)
2 アルベルト・アレナス(KTM)
3 小椋 藍(ホンダ)
4 ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)
5 ジョン・マクフィー(ホンダ)
6 ラウル・フェルナンデス(KTM)
7 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
8 トニー・アルボリーノ(ホンダ)
9 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
10 ステファノ・ネパ(KTM)
11 鳥羽 海渡(KTM)
12 ダリン・ビンダー(KTM)
13 セレスティーノ・ビエッティ(KTM)
14 アンドレア・ミーニョ(KTM)
15 デニス・オンジュ(KTM)
16 セルジオ・ガルシア(ホンダ)
17 山中 琉聖(ホンダ)
18 カルロス・タタイ(KTM)
19 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
20 佐々木 歩夢(KTM)
21 バリー・バルトゥス(KTM)
22 カイルール・イダム・パウィ(ホンダ)
23 ジェイソン・デュパスキエ(KTM)
24 ダビデ・ピッツオーリ(KTM)
25 フィリップ・サラック(ホンダ)
R ジャウマ・マシア(ホンダ)
R 國井 勇輝(ホンダ)
R 鈴木 竜生(ホンダ)
R アロンソ・ロペス(ハスクバーナ)
R マクシミリアン・コフラー(KTM)
R リカルド・ロッシ(KTM)
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