MotoGP第3戦アルゼンチンGP、MotoGPクラスは、アルゼンチンのアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分37秒802でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行総合でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスはフリー走行3回目で1分38秒602のベストラップを記録。フリー走行総合上位10名のライダーが、予選2回目の権利を獲得。総合12番手以下のライダーによって争われる予選1回目で上位につけたブラドリー・スミス(ヤマハ)とエクトル・バルベラ(ドゥカティ)の二人を加えた12名のライダーによって、予選2回目は争われた。
気温21度、路面温度43度のドライコンディションで争われた予選2回目でまずトップに立ったのはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。しかし、マルケスが直後に最終コーナー立ち上がりのゼブラゾーンをやや飛び出しながらも逆転し、1分38秒203を記録して1回目のアタックを完了。マルケスはピットインしてマシンを乗り換えると、2回目のアタックで1分37秒873を記録。ピットに戻ってマシンを乗り換え最後のアタックに出ると、チェッカー直前に1分37秒802を記録、2番手にコンマ514秒の差をつけて、前戦に続いて2戦連続となるポールポジションを獲得した。
セッション序盤から上位につけたアレックス・エスパロガロ(スズキ)が1分38秒316で2番手を獲得、復帰したスズキが初フロントロウを獲得した。3番手に1分38秒467でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が続き、フロントロウを獲得。
フリー走行総合では2番手につけていたカル・クロッチロウ(ホンダ)は1分38秒485で4番手とフロントロウを逃した。5番手に1分38秒485でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、6番手に1分38秒520でホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に続き、ロレンソはセッション終了後のスタート練習でエンジンストール、コースサイドにいたカメラマンのバイクの後ろに乗ってピットに戻ってきた。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分38秒786で7番手。8番手に1分38秒890でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、9番手に1分39秒187でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、MotoGPベストグリッドを獲得。スコット・レディング(ホンダ)が1分39秒197で10番手に続き、予選1回目でトップタイムを記録して予選2回目に進んだブラドリー・スミス(ヤマハ)は1分39秒380で11番手。同じく予選1回目から2回目に進んだエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分40秒526で12番手に続いた。
以下、予選1回目のタイム順に、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が1分39秒405で13番手ユージン・ラバティ(ホンダ)が1分39秒434で14番手青山 博一(ホンダ)はフリー走行3回総合21番手から予選1回目で1分39秒715を記録し、15番グリッドを得た。
16番手に1分39秒734でステファン・ブラドル(フォワード-ヤマハ)、17番手に1分39秒758でカレル・アブラハム(ホンダ)、18番手に1分39秒808でポル・エスパロガロ(ヤマハ)、19番手に1分39秒828でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、20番手に1分39秒876でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、21番手に1分39秒888でジャック・ミラー(ホンダ)、22番手に1分39秒972でロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)、23番手に1分40秒133でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、24番手に1分40秒403でマルコ・メランドリ(アプリリア)、25番手に1分40秒485でアレックス・デ・アンジェリス(ART)の順で続いた。