MotoGP第3戦アルゼンチンGP、Moto3クラスは、アルゼンチンのアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで2日目の予選を行ない、ミゲール・オリベイラ(KTM)が1分48秒461でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は好天に恵まれ、気温21度、路面温度37度のドライコンディションで争われた。午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録したのはダニー・ケント(ホンダ)。ケントは昨年のポールタイムを更新する1分48秒854を記録していた。予選が始まると、ケントがまずファステストを記録、その後、ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が逆転し、開始7分すぎにイサック・ビニャーレス(ハスクバーナ)が1分48秒883を記録してリーダーボードのトップに立つ。セッション中盤すぎまでビニャーレスはリーダーボードのトップをキープするが、残り10分を切ったところで、ケントが1分48秒818を記録して逆転する。さらに残り5分を切ったところでケントは1分48秒599を記録。2戦連続のポール獲得かと思われたが、セッション終了間際にオリベイラがアタックに成功して1分48秒461を記録。オリベイラは今シーズン初ポールポジションを獲得、KTMにとっても今シーズン初ポール獲得となった。
ケントは1分48秒511で2番手に。3番手に1分48秒665でアントネッリが続いた。4番手に1分48秒729でエフレン・バスケス(ホンダ)、5番手に1分48秒883でビニャーレス、6番手に1分49秒026でカレル・ハニカ(KTM)、7番手に1分49秒202でホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、8番手に1分49秒291でロマーノ・フェナティ(KTM)が続き、尾野 弘樹(ホンダ)が1分49秒302で9番手を獲得。10番手に1分49秒409でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)が続いた。
開幕戦のウイナー、アレックス・マスボー(ホンダ)はセッション中に転倒を喫し、1分49秒523で13番手、前戦でグランプリ初表彰台を獲得したファビオ・クアルタラーロ(ホンダ)は1分49秒567で16番手。鈴木 竜生(マヒンドラ)は1分51秒169で32番手から決勝に臨む。