全日本RR開幕戦2&4。JSB1000クラスのみの開催ながら、鈴鹿8耐参戦をにらんだスポット参戦が多数エントリー。全56台というエントリー数が集まり、予選は35分ずつ2組に分かれて行なわれた。
天候に恵まれた土曜日。予選A組は11時10分に気温19度、路面温度28度でスタート。真っ先に2分7秒台にタイムを入れたのは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。中須賀は次々に自身のタイムを更新。常にリーダーボードのトップに立ち続ける。
残り15分で津田拓也(ヨシムラスズキシェルアドバンス)が2分6秒460と一気にトップ浮上。津田は続けてタイムアタック。2分6秒103のコースレコードをマーク。
同時に安田毅史(Honda鈴鹿レーシング)がS字で、加賀山就臣(Team KAGAYAMA)がスプーンコーナーで転倒。
残り10分を切って各車アタック開始。渡辺一樹(TeamGREEN)が2分6秒210で2番手1浮上。渡辺はさらに2分6秒181と詰めたものの、0.078秒津田に届かない。そしてA組予選は津田がトップで終了。
B組予選では高橋巧(MuSASHi RTハルク・プロ)がコースインして3周目に2分6秒986をマーク。逆に秋吉耕佑(au & テルル ・ Kohara RT)はタイム出しの前に転倒。
B組は高橋が唯一の2分6秒台という状態のままセッションが進む。
残り5分。高橋が2分6秒494と自身のタイムを更新。そしてそのままセッション終了。津田のポールポジションが確定。渡辺、高橋がフロントロウ。この3人が2分6秒台。2列目に2分7秒043で中須賀、2分7秒202の山口辰也(TOHORacingwithMORIWAKI)、2分7秒252の柳川明(TeamGREEN)が並ぶことに。
また、新たに立ち上げられたヤマハのユースチーム、YAMALUBE RACING TEAMに抜擢された藤田拓哉は金曜日のフリー走行で転倒。負傷して欠場となった。