ドルナがMotoGPシリーズ参戦チームへの財政支援策発表
2020/04/03
MotoGPシリーズをプロモートするドルナスポーツは、FIMの合意と、株主であるブリッヂポイントキャピタル、CPPインベストメントの全面的なコミットメントを受け、MotoGPクラスのインディペンデントチームとMoto2、Moto3チームに対する財政支援策について発表した。
世界的な新型コロナウイルスのまん延は、世界中のスポーツシリーズや産業、多くの人々に多大な影響を与えているが、MotoGPシリーズも例外ではない。特にインディペンデントチーム(プライベートレーシングチーム)にとって、レースが開催されない状況はチーム存続の死活問題となっている。
MotoGPクラスのインディペンデントチームに対しては、IRTA(国際レーシングチーム協会)を通じて、レース活動の再開に関わらず、4月、5月、6月に経済的な支援(分配金の支払い)が行なわれる。これはインディペンデントチームとそのスタッフを経済的な保証を確保し、チーム及びスタッフの将来を確保するためのもの。
さらにIRTAはすでに全てのMoto2、Moto3チームに対しても、分配金の支払いを行なっており、さらなる支援対策も検討されているという。
ドルナスポーツはこの危機を乗り越え、MotoGPシリーズに参戦する全ての人々に一つの結果、つまり、変更されたカレンダーどおりにレースを開催することを確実にするために、今後も務めて行くという。
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