SBK(スーパーバイク世界選手権)第4戦アッセンラウンドは、オランダのアッセンで2日目の予選を行ない、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分34秒789でポールポジションを獲得した。
3回のフリー走行で総合トップでスーパーポール2に進出したのはチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)。フリー走行総合上位10名とスーパーポール1を勝ち上がったシルバン・ギュントーリ(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)とレアンドロ・メルカド(バーニレーシングチーム)を加えた12名のライダーで、スーパーポール2は争われた。
気温13度、路面温度26度のドライコンディションで行なわれたスーパーポール2でまずトップに立ったのはジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)。レイは2周連続でファステストを記録するが、直後にレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が逆転する。15分のセッションの残り5分で2セット目のタイヤでのアタックが始まると、マイケル・バン・デン・マーク(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)がファステストを更新する。
残り1分でレイが再びトップに立つが、その直後にサイクスがレイを逆転。サイクスが今季初ポールポジションを獲得した。2番手に1分34秒920でレイ、3番手に1分35秒336でハスラムが続き、最後のアタックで自己ベストとなる1分35秒425を記録したデイビスが4番手に。
5番手に1分35秒619でバン・デン・マーク、6番手に1分35秒722でアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)、7番手に1分35秒786でハビエル・フォレス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)、8番手に1分35秒855でジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が続き、スーパーポール1から勝ち上がったギュントーリが1分36秒118で9番手に。10番手に1分36秒394でレアンドロ・メルカド(バーニレーシングチーム)、11番手に1分36秒402でレオン・キャミア(MVアグスタ・レパルト・コルセ)は、12番手に1分36秒555でニコラス・テロール(アルテアレーシング)の順で続いた。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、ジュール・クルゼール(MVアグスタ・レパルトコルセ)が1分38秒015でポールポジションを獲得。2番手に1分38秒152でケナン・ソフォグル(カワサキ・プセッティ・レーシング)、3番手に1分38秒244でパトリック・ヤコブセン(カワサキ・インターモト・ポニーエキスプレス/ZX-6R)が続いた。