ビニャーレスがヤマハと2年契約を更新
2020/01/28
ヤマハ発動機はMotoGPクラスに参戦するヤマハファクトリーレーシングMotoGPチームのライダーとして、マーベリック・ビニャーレスと2021年、2022年の契約延長について合意したことを1月28日に発表した。
ビニャーレスは2015年よりMotoGPクラスに参戦。2017年にヤマハ・ファクトリーレーシングに加入し、2017年ランキング3位、2018年ランキング4位を獲得。2019年はヤマハ勢で唯一優勝となる2勝を達成、ランキング3位を獲得している25歳のスペイン人ライダー。
「今のチームを継続することができ、とてもうれしく思う。ボクのクルーとは今年で2年目になるが、この契約によりさらに2年一緒に戦えることがとても楽しみだ。一生懸命に取り組めばよい方向に向かっていくはず。ボクはモチベーションを高め、2020シーズンに集中したいと思っていたので、シーズンが始まる前に、今回の発表することが非常に重要だった。将来についてあまり長い時間をかけたくなかったし、家族のようなチームから離れる理由などなかった。ヤマハは多くのサポートをしてくれ、自分のチームを持つことができている。努力を続けて強くなり、世界チャンピオンとなって再びヤマハにナンバーワンの栄光をもたらすことがボクたちの目的だ。ベストを尽くし、全てを出し切る。そしてチームのみんなにも誇りを感じてもらいたい。ヤマハのボクに対する信頼に感謝する。それはボクに自信を与えてくれる。共に成長し続けたい」とビニャーレス。
ヤマハ・モーターレーシングのマネージングダイレクターのリン・ジャービス氏は「ビニャーレスの特別な才能に惹かれ、2017年にファクトリーチームに加入してもらった。過去3年間では、6回の優勝、19回の表彰台を獲得しているように、ビニャーレスは気力、体力に恵まれ、常に自身とYZR-M1の最大限のパフォーマンスを引き出してくれた。YZR-M1はレースごとに改善しているので、ヤマハでの輝かしい未来は確実だ。今回のヤマハファクトリーレーシングMotoGPチームとの2年の契約更新という彼の決意は、互いの気持ちを高め、MotoGPチャンピオン獲得に向けてともに挑戦するという思いを示している」と語った。
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