イアンノーネに対して暫定的資格停止処分
2019/12/17
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は12月17日、MotoGPライダーのアンドレア・イアンノーネに対して、FIMアンチドーピング規程の第7.9.1項に従い、暫定的資格停止の処分を課すことを発表した。
これは、第18戦マレーシアGPの際に収集されたイアンノーネの尿サンプルから、禁止リストに掲載されるアナボリックステロイド(筋肉増強剤)が検出されたとの報告が、ドイツのドレスデンにあるWADA世界アンチドーピング機構の認定研究所からあり、FIMはこれを受けて、暫定的にイアンノーネの資格を停止することを決定。
暫定的資格停止は、2019年12月17日に発効。次の通知があるまで、イアンノーネのモーターサイクル競技や活動への参加が禁じられる。また、第7.9.3.2項の下、イアンノーネは暫定的資格停止の解除を要求することができ、Bサンプルによる分析を要請する権利を持つ。
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