Moto2クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目がウエット、午後の2回目がドライコンディションで行なわれた。ウエットの1回目でもトップタイムを記録していたロウズは、ドライの2回目も開始8分すぎにリーダーボードのトップに立つと、次々にファステストラップを更新。残り6分を切ったところで2分10秒563のベストラップを記録する。しかし、その後もアタックを続行していたところで、9コーナーで激しいハイサイド転倒に見舞われてしまった。マシンから振り落とされ、路面に激しくたたきつけられたロウズだったが、幸い自力で立ち上がり、骨折等の大きなダメージはない模様。ロウズはウエットの1回目でもセッション序盤に転倒を喫している。
総合2番手に2分10秒659でヨハン・ザルコ(カレックス)、総合3番手に2分10秒938でティト・ラバット(カレックス)が続いた。ザルコは1回目、2回目共に2番手をキープ。ラバットは1回目のウエットではセッション中盤に13コーナーで転倒、、2回目のセッション終盤にも最終コーナーで転倒を喫してしまったが、大きなダメージはなかった。
総合4番手に2分11秒061でアンソニー・ウエスト(スピードアップ)、総合5番手に2分11秒401でシモーネ・コルシ(カレックス)、総合6番手に2分11秒468でフリアン・シモン(スピードアップ)、総合7番手に2分11秒480でアレックス・リンス(カレックス)、総合8番手に2分11秒513でサンドロ・コルテセ(カレックス)、総合9番手に2分11秒566でフランコ・モルビデリ(カレックス)、総合10番手に2分11秒611でドミニク・アガター(カレックス)の順で続き、中上 貴晶(カレックス)は2分11秒839で総合12番手で初日を終えた。