MotoGP第15戦タイGP MotoGP 1日目フリー走行
2019/10/04
MotoGP第15戦タイGP、MotoGPクラスは、タイのチャーン・インターナショナルサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が1分30秒404で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目はFP1、FP2共にドライコンディションで行なわれた。FP1を2番手で終えていたクアルタラーロは、FP2のセッション終了間際にニュータイヤを履いてアタックに出ると、1分30秒404のファステストを記録。今シーズン4回目となる初日総合トップに立った。
総合2番手に1分30秒597でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。FP1でトップタイムを記録していたビニャーレスは、FP2では終盤の3回目のコースインのアタック1周目にファステストを記録してリーダーボードのトップに浮上したが、その後、クアルタラーロに逆転され0.193秒差で総合2番手となった。
総合3番手に1分30秒625でフランコ・モルビデリ(ヤマハ)。モルビデリも3回目のコースインで自己ベストを記録。ヤマハ勢がトップ3を占めた。
総合4番手に1分30秒698でジャック・ミラー(ドゥカティ)が続き、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はFP1で6番手、FP2で5番手、FP2で記録した1分30秒733で総合5番手で初日を終えた。
タイトルに王手をかけたマルク・マルケス(ホンダ)は、FP1ではリーダーボードのトップをキープしていたが、セッション終盤の残り6分あたりで、7コーナーで激しくハイサイド転倒。左足と背中を強打したため、ブリーラムの病院でチェックを受けた。チェックの結果FP2への出走が許可され、FP2では前後ワンセットのタイヤのまま3回のコースインでトータル23周を走行。1分31秒台をコンスタントにマーク。終盤にニュータイヤを履いたアタックは行なわず、1分30秒891で総合6番手で初日を終えた。
総合7番手に1分31秒007でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、総合8番手に1分31秒027でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、総合9番手に1分31秒086でジョアン・ミル(スズキ)、総合10番手に1分31秒094でアレックス・リンス(スズキ)の順で続き、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分31秒115で総合11番手、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が1分31秒154で総合12番手、カル・クロッチロウ(ホンダ)が1分31秒344で総合13番手。
中上 貴晶(ホンダ)はFP1で14番手、FP2で14番手。FP2で記録した1分31秒424で総合14番手で初日を終えた。
前戦アラゴンGPの初日に転倒、手首を骨折し欠場したポル・エスパルガロ(KTM)は今レースで復帰。1分31秒499で総合15番手となった。総合16番手に1分31秒512でアンドレア・イアンノーネ(アプリリア)、総合17番手に1分31秒588でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、総合18番手に1分31秒932でティト・ラバット(ドゥカティ)。
FP2のセッション序盤に最終コーナーで転倒を喫したミゲール・オリベイラ(KTM)は1分31秒936で総合19番手。ホルヘ・ロレンソ(ホンダ)は1分31秒949で総合20番手。総合21番手に1分31秒991でミカ・カーリョ(KTM)、
総合22番手に1分32秒584でハフィス・シャリン(KTM)の順となった。
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