MotoGP第14戦アラゴンGP Moto2決勝
2019/09/23
MotoGP第14戦アラゴンGP、Moto2クラスは、スペインのモーターランドアラゴンで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー(KTM)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温26度、路面温度34度、今回は最終レースとして、21周で争われた。
3番グリッドから好スタートを決めたビンダーはトップで1コーナーに進入。1周目にコンマ7秒ほどのリードを取ると、その差を縮められながらも、中盤には再びギャップを広げてトップをキープ。14周目の段階で約2秒のリードを取ったものの、終盤に後続の接近を許してしまう。しかし、スタートから一度もトップの座を譲ることなく、オーストリアGPに次ぐ、今シーズン2勝めを記録した。
2番手争いはルカ・マリーニ(カレックス)、アレックス・マルケス(カレックス)、ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)の3人が接戦を展開。中盤すぎにはマリーニが下がり、マルケスが2番手争いをリードするが、終盤にナバーロがマルケスを交わして2番手に浮上。ナバーロはそのままトップを行くビンダーとの差も縮めたものの、背後に迫るまでは至らず、今季7回目の表彰台となる2位でゴールした。
マルケスはビンダーに交わされた後は深追いせず、3位でゴール。前戦に続いて3位表彰台を獲得し、ランキングトップの座をキープした。
マリーニは2番手争いから後退した後、サム・ロウズ(カレックス)の接近を許したものの、4位でゴール。僅差の5位にロウズが続いた。
6位にトーマス・ルティ(カレックス)、7位にイケル・レクオナ(KTM)、8位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、9位にホルヘ・マルティン(KTM)、10位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)が入賞。
長島 哲太(カレックス)は12番手走行中の7周目の7コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。
チャンピオンシップ争いでは、イギリス、サンマリノと連勝を飾り、このアラゴンGP開始時点でランキング2位につけていたアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が1周目の9コーナーで転倒、再スタートしたものの22位とノーポイントに終わり、2位に入賞したナバーロがランキング2位に浮上したが、ポイントリーダーのマルケスは38ポイントのリードを保っている。
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