MotoGP第12戦イギリスGP Moto2決勝
2019/08/26
MotoGP第12戦イギリスGP、Moto2クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温32度、路面温度45度のドライコンディションで争われた。ポールポジションからスタートしたアレックス・マルケス(カレックス)が好スタートでレースをリード。ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)が2番手で続き、序盤から3番手以下に差をつけてトップ争いを展開する。
マルケスは5周目までレースをリードしたが、6周目の16コーナーでまさかのスリップダウン。再スタートできずにリタイアとなる。
これでナバーロがトップに立つが、ブラッド・ビンダー(KTM)とフェルナンデスがナバーロとの差を縮め、レース中盤にはこの3人がトップ争いを展開する。12周目にビンダーがナバーロを交わしてトップに浮上。フェルナンデスも2番手に上がり、ナバーロは3番手に後退するが、すぐにナバーロはポジションを挽回。15周目にはナバーロが再びトップに立ち、フェルナンデス、ビンダーの順となる。
ナバーロは残り3周でペースを上げ、引き離しにかかるが、フェルナンデスも残り2周でファステストラップを記録してナバーロを追い、ビンダーとの3人の接戦となる。最終ラップの9コーナーでフェルナンデスがトップに立つが、ナバーロも離されず、16コーナーの進入でインをつく。しかし、オーバースピードでラインを外し、その間にフェルナンデスが先行。そのままフェルナンデスがトップでチェッカーを受け、オランダGPに次ぐ今シーズン2勝目を記録した。
ナバーロはなんとか2位を守ってゴール。僅差の3位にビンダーが続いた。トップ争いの3人が接戦を繰り広げたことで、4番手を走っていたレミー・ガードナー(カレックス)がトップ争いの3人に接近。残り2周で一度はビンダーの前に出たガードナーだったが、最終ラップにビンダーが先行し、ガードナーは僅差の4位となった。
5位に長島 哲太(カレックス)が入賞。長島は5周目に6番手に浮上すると、前を行くガードナーとの差を縮めて行ったが、終盤に再び差が広がり、単独5位でゴール。オランダGPに続いて、ベストリザルトとなる5位に入賞した。
6位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)、7位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、8位にトーマス・ルティ(カレックス)、9位にルカ・マリーニ(カレックス)、10位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)が入賞。代役参戦の名越 哲平(カレックス)は28位でゴールした。
こんな記事も読まれています