MotoGP第12戦イギリスGP Moto3決勝
2019/08/26
MotoGP第12戦イギリスGP、Moto3クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、マルコス・ラミレス(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温28度、路面温度36度のドライコンディションで争われた。序盤から15台前後のトップ集団が形成されるが、レースをリードしたのはトニー・アルボリーノ(ホンダ)とロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)。
9番グリッドからスタートしたラミレスは序盤をトップ10圏内、中盤以降はトップ5圏内で周回を重ねると、13周目にトップに浮上。その後、一度はポジションを下げたものの、最終ラップにトップに立つと、2番手以下が接戦のポジション争いを展開したことでわずかにリードを築き、0.240秒差のトップでチェッカーを受けた。ラミレスの優勝は第7戦カタルニアGP以来、グランプリ通算2勝目。
ラミレスが先行した後、アルボリーノとダラ・ポルタが接戦の2位争いを展開。アルボリーノがわずかに前でゴールし、僅差の3位にダラ・ポルタが続いた。
4位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、5位に鈴木 竜生(ホンダ)が入賞。鈴木は序盤からトップ集団に加わり、最後まで表彰台のねらえる位置につけ、トップから0.495秒の5位でフィニッシュした。鈴木は6周目にはグランプリ初となる決勝ファステストラップを記録している。僅差の6位に佐々木 歩夢(ホンダ)が入賞。佐々木も最後までトップ集団の中で競り合い、トップから0.816秒差でチェッカーを受けた。
ホームレースのジョン・マクフィー(ホンダ)は7位に入賞。8位にデニス・フォッジア(KTM)、9位にセレスティーノ・ビエッティ(KTM)が続き、小椋 藍(ホンダ)は10位に入賞。小椋も序盤からトップ集団に加わり、8周目のコントロールライン上をトップで通過するなど、表彰台の見える位置で周回を重ねたが、レース終盤にトップ集団の後方に下がり、トップから1秒3遅れの10位でチェッカーを受けた。鳥羽 海渡(ホンダ)は20位、真崎 一輝(KTM)は26位でゴール。
チャンピオン争いではダラ・ポルタがランキングトップをキープ。ランキング2位のアロン・カネト(KTM)は3周目に他車の転倒に巻き込まれて転倒、再スタートし追い上げたものの、13位に止まり、ダラ・ポルタとのポイント差は14ポイントに拡大した。
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