SBK第9戦アメリカ 2日目 スーパーポール/レース1
2019/07/14
SBK(スーパーバイク世界選手権)第9戦アメリカラウンドは、アメリカのラグナ・セカ(ウェザーテック・レースウェイ)で2日目のスーパーポールと決勝レース1を行なった。
フリー走行総合トップに立ったのは、ジョナサン・レイ(カワサキ)。レイはFP3でトップタイムを記録すると、スーパーポールでも1分21秒876のファステストラップを記録、今シーズン4回目のレース1のポールポジションを獲得した。
初日総合トップのチャズ・デイビス(ドゥカティ)が1分21秒885で2番手、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が1分22秒048で3番手に続き、フロントロウを獲得。清成 龍一(ホンダ)は1分24秒701で19番グリッド。
レース1は気温19度、路面温度41度のドライコンディションで争われ、ポールポジションのレイがスタートからレースをリード。デイビスが2番手、バウティスタが3番手で続くが、5周目の5コーナーでバウティスタが転倒してしまう。
これでトップ争いはレイとデイビスのバトルとなり、レース序盤は接戦を展開したものの、中盤を迎えるころからレイがリードを広げ始める。レイは12周目に約1秒のリードを取ると、その後もギャップを広げ、残り5周でその差は約4秒に広がる。中盤以降、レイは単独トップで周回を重ね、今シーズン6勝目を記録。前戦ドニントンラウンドからスーパーポールレースを含んで4連勝を達成。
デイビスは5秒693差の2位でゴールし、今シーズン3回目の表彰台を獲得。
7番グリッドからスタートしたトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)が好スタートで1周目から4番手につけ、バウティスタの転倒で3番手に浮上した後はポジションをキープ、そのまま単独3位でゴールし、今シーズン6回目の表彰台を獲得。
4位にトム・サイクス(BMW)が続き、5位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)、6位にジョルディ・トーレス(カワサキ)。予選スーパーポールで転倒を喫し、15番グリッドからスタートしたマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)は追い上げて7位でゴール。
同じく予選スーパーポールで転倒し、9番グリッドスタートのロリス・バズ(ヤマハ)が8位に入賞。今レース前に今シーズン限りでの現役引退を表明したマルコ・メランドリ(ヤマハ)は予選スーパーポールでは17番手に止まったが、レース序盤にはトップ10圏内に入り、9位でゴール。10位にマイケル・リナルディ(ドゥカティ)が続いた。
ケガから復帰したユージン・ラバティ(ドゥカティ)は11位入賞。レアンドロ・メルカド(カワサキ)が12位、アレッサンドロ・デルビアンコ(ホンダ)が13位、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)が14位、マーカス・ライターバーガー(BMW)が15位に入賞した。
清成 龍一(ホンダ)は16位でゴール。バウティスタは転倒後、再スタートして17位でゴール。ワイルドカード参戦のJ.D.ビーチ(ヤマハ)は序盤に9番手を走っていたが、後退。12周を回ってピットに戻りリタイア。レオン・ハスラム(カワサキ)は5番グリッドからスタートしたものの、9番手走行中の4周目の8コーナーで転倒リタイアに終わった。
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