SBK(スーパーバイク世界選手権)第第2戦タイラウンドは、タイのチャーンインターナショナルサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、アレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)が1分34秒685で初日総合トップに立った。初日の2回のフリー走行は、30度を越える気温の中、ドライコンディションで行なわれた。
マシントラブルに見舞われ、フリー走行1回目を5番手で終えていたロウズは、2回目のセッション終盤にファステストラップを記録、初走行のチャーンで初日総合トップスタートを切った。
総合2番手に1分34秒751でジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)。フリー走行1回目でトップタイムを記録していたレイは、フリー走行2回目でもセッション序盤から自己ベストを更新してリーダーボードのトップをキープしていたが、最後にロウズに逆転されてしまった。総合3番手に1分35秒288でチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)、総合4番手に1分35秒288でレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が続き、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)、は1分35秒457で総合5番手。ゼッケン1番をつけたシルバン・ギュントーリ(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)が1分35秒570で総合6番手に続き、開幕直前のテストで転倒し、ケガを負ったダビデ・ジュリアーノの代役として、今レースも起用された、トロイ・ベイリス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)が1分35秒690で総合7番手に続いた。
以下、8番手に1分35秒913でマッテオ・バイオッコ(アルテアレーシング)、9番手に1分35秒943でジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が続き、開幕戦のスーパーポール2回目で転倒負傷し、開幕戦の決勝を欠場したダビド・サロム(チームペデルチーニ)は復帰、1分36秒055で総合10番手で初日を終えた。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、カイル・スミス(パタ・ホンダ・ワールドスーパースポーツ)が1分38秒490で初日総合トップ、総合2番手に1分38秒592でパトリック・ヤコブセン(カワサキ・インターモト・ポニーエキスプレス/ZX-6R)、総合3番手に1分38秒757でケナン・ソフォグル(カワサキ・プセッティ・レーシング)の順となった。