MotoGP第5戦フランスGP Moto3 2日目予選
2019/05/19
グランプリ初フロントロウを獲得した小椋
MotoGP第5戦フランスGP、Moto3クラスはフランスのル・マン(ブガッティサーキット)で2日目の予選(Q1、Q2)を行ない、ジョン・マクフィー(ホンダ)が1分42秒277でポールポジションを獲得した。
2日目午前に行なわれたFP3はウエットとなり、FP2トップの小椋 藍(ホンダ)が、3回のフリー走行総合トップでQ2に進出した。マクフィーはフリー走行総合20番手に終わったが、Q1でトップタイムを記録してQ2に進出。
気温13度、路面温度15度のドライコンディションで争われたQ2で、マクフィーは残り3分で2番手に浮上すると、残り1分30秒でファステストラップを記録してトップに浮上。今シーズン初、グランプリ通算3回目のポールポジションを獲得した。
マクフィーに逆転されるまでリーダーボードのトップをキープしていたトニー・アルボリーノ(ホンダ)が1分42秒467で2番手を獲得。小椋が1分42秒515で3番手に続いた。小椋は午前中のウエットのFP3を5番手で終え、Q2ではセッション終盤のラストアタックで自己ベストを記録してグランプリ初フロントロウを獲得した。
4番手に1分42秒567で鈴木 竜生(ホンダ)。鈴木は開始8分すぎにリーダーボードのトップに浮上。直後にアルボリーノに逆転されたが、9分すぎには再びトップに浮上した。セッション終盤にタイム更新できず、マクフィー、アルボリーノ、小椋に交わされてしまったが、トップのマクフィーから0.290秒差。午前中のウエットのFP3ではトップタイムを記録しており、2戦連続表彰台獲得、初優勝の期待がかかる。
5番手に1分42秒743でガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)、6番手に1分42秒892でマルコス・ラミレス(ホンダ)が続き、総合2番手でQ2に進出したニッコロ・アントネッリ(ホンダ)はセッション中盤に3コーナーで転倒、1分42秒951で7番手に終わった。8番手に1分42秒961でラウル・フェルナンデス(KTM)が続き、鳥羽 海渡(ホンダ)は1分42秒969で9番手と3列目を獲得。10番手に1分42秒988でセルジオ・ガルシア(ホンダ)が続いた。
真崎 一輝(KTM)はQ2のセッション中盤に7コーナーで転倒、序盤に記録した1分43秒756で17番手。佐々木 歩夢(ホンダ)はQ1で1分44秒837で10番手とQ2を逃し、24番手から決勝に臨む。
なお、初日のFP2でフェルナンデス、ガルシア、ダリン・ビンダー(KTM)の3人がスロー走行により12グリッド降格ペナルティを取られたため、決勝レースのスターティンググリッドでは、鳥羽が8番グリッド、真崎が15番グリッドに繰り上がる。
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