SBK第5戦イモラ 1日目フリー走行
2019/05/11
SBK(スーパーバイク世界選手権)第5戦イモララウンドは、イタリアのイモラサーキットで初日のフリー走行を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が1分46秒374で初日総合トップに立った。
初日のフリー走行は午前中のFP1、午後のFP2共にドライコンディションで行なわれ、レイは両セッションでトップタイムを記録。FP2ではセッション終盤にチャズ・デイビス(ドゥカティ)に逆転されたものの、ラストアタックで初日最速となる1分46秒374を記録し、今シーズン初となる初日総合トップに立った。
イモラで優勝経験のあるデイビスはFP1、FP2共に2番手。両セッション共、トップスピードを記録し、パニガーレV4 Rの速さを証明。FP2で記録した1分46秒529でレイに0.155秒差の総合2番手につけた。総合3番手に1分46秒766でトム・サイクス(BMW)。サイクスはFP1で5番手、FP2で3番手。新型マシンの熟成も進み、初日トップ3に入った。
イモラ初レースとなるポイントリーダーのアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)はFP2で記録した1分47秒086で総合4番手に止まった。トプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)はFP1は10番手に止まったが、FP2で5番手に浮上。が1分47秒124で総合5番手となった。
総合6番手に1分47秒214でマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、総合7番手に1分47秒419でレオン・ハスラム(カワサキ)、総合8番手に1分47秒537でアレックス・ロウズ(ヤマハ)の順で続き、ワイルドカード参戦のロレンツォ・ザネッティ(ドゥカティ)が1分47秒587で総合9番手。総合10番手に1分47秒638でマイケル・リナルディ(ドゥカティ)が続いた。
総合11番手に1分47秒870でジョルディ・トーレス(カワサキ)、総合12番手に1分47秒973でマルコ・メランドリ(ヤマハ)、総合13番手に1分48秒113でマーカス・ライターバーガー(BMW)の順で続き、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)はFP2のセッション中盤に6コーナーで転倒、FP1で記録した1分48秒457で総合14番手。総合15番手に1分48秒528でレオン・キャミア(ホンダ)が続いた。
清成 龍一(ホンダ)はFP1で17番手、FP2で16番手。FP2で記録した1分49秒099で総合16番手。総合17番手に1分49秒274でエクトル・バルベラ(カワサキ)、
総合18番手に1分50秒063でアレッサンドロ・デルビアンコ(ホンダ)。
ユージン・ラバティ(ドゥカティ)はFP1のセッション序盤にマシントラブルに見舞われ、さらに走行再開直後の12コーナー(アクアミネラリ)立ち上がりでハイサイド転倒。この転倒で赤旗となり、セッションは一時中断となった。ラバティは両手首を骨折したため、レースを欠場。スペインのバルセロナに向かい手術を受ける予定となっている。
こんな記事も読まれています