EWC(世界耐久選手権)第2戦ル・マン24時間 決勝
2019/04/22
EWC(世界耐久選手権)2018-2019年シーズン第2戦ル・マン24時間は決勝レースを行ない、J.グアルノーニ/D.チェカ/E.ニゴン(TEAM SRC KAWASAKI FRANCE/カワサキZX-10R)組が優勝した。
TEAM SRC KAWASAKI FRANCEは4時間目を前にトップに立つと、9時間目までトップをキープ。10時間経過時点でV.フィリップ/E.マソン/G.ブラック(Suzuki Endurance Racing Team/スズキGSX-R1000)組がトップに立ち、12時間経過時点までトップをキープする。
しかし、13時間経過時点でTEAM SRC KAWASAKI FRANCEが再びトップを奪還し、終盤までトップをキープする。15時間経過時点で2番手に浮上したS.ジンベール/Y.エルナンデス/R.ド・ピュニエ(Honda Endurance Racing /ホンダCBR1000RR SP2)が、23時間経過時点でトップに浮上。残り1時間をHonda Endurance Racingが約8秒リードして迎える。
残り20分を切った段階でTEAM SRC KAWASAKI FRANCEは、Honda Endurance Racingとの差を少しずつ縮めていたが、1コーナー先のシケイン手前で転倒車がオイルをまき、セーフティーカーが導入される。これで、Honda Endurance RacingとTEAM SRC KAWASAKI FRANCE差がなくなる。
残り9分を切ったところでセーフティカーランが解除。1コーナー進入でTEAM SRC KAWASAKI FRANCEのグアルノーニがトップを行くHonda Endurance Racingのエルナンデスに並び、シケイン進入でトップに浮上。グアルノーニはそのままエルナンデスを引き離すと、トップでチェッカーを受け、839周を回り優勝を達成した。
エルナンデスはグアルノーニを追うことができず、最後はピットに入ってガソリン補給を行なったため、同一周回ながらトップから1分遅れの2位でゴールとなった。1周遅れの3位にSuzuki Endurance Racing Team組が入賞。
J.フック/F.フォーレイ/M.ディ・ミオ(F.C.C. TSR Honda France/ホンダCBR1000RR SP2)組はレース序盤の24周目、3番手走行中に転倒。1時間目を57番手で終えるが、その後、挽回し、折り返し点を過ぎた13時間目には10番手まで浮上したが、18時間目に22番手に後退。トップから100周遅れの35位で完走となった。
B.パークス/M.フリッツ/N.カネパ(YART - YAMAHA /ヤマハYZF-R1)組は開始10時間29分でリタイア。ポールポジションからスタートしたK.フォーレイ/J.ダ・コスタ/M.ジンズ(Team ERC-BMW Motorrad Endurance/BMW S1000RR)組は開始8時間44分でリタイアに終わった。
ル・マン24時間決勝結果
1 J.グアルノーニ/D.チェカ/E.ニゴン(TEAM SRC KAWASAKI FRANCE/カワサキZX-10R)
839LAPS
2 S.ジンベール/Y.エルナンデス/R.ド・ピュニエ(Honda Endurance Racing /ホンダCBR1000RR SP2)
839LAPS
3 V.フィリップ/E.マソン/G.ブラック(Suzuki Endurance Racing Team/スズキGSX-R1000)
838LAPS
35 J.フック/F.フォーレイ/M.ディ・ミオ(F.C.C. TSR Honda France/ホンダCBR1000RR SP2)
739LAPS
RET B.パークス/M.フリッツ/N.カネパ(YART - YAMAHA /ヤマハYZF-R1)
360LAPS
RET K.フォーレイ/J.ダ・コスタ/M.ジンズ(Team ERC-BMW Motorrad Endurance/BMW S1000RR)
299LAPS
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