MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGP 1日目フリー走行
2019/03/30
MotoGP第2戦アルゼンチンGP、MotoGPクラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで1日目の2回のフリー走行を行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分39秒181で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれ、各ライダー、2回目に初日のベストを記録した。
1回目を7番手で終えていたドビジオーゾは、2回目はセッション終盤にフロントにミディアム、リアにソフトコンパウンドのニュータイヤを履いてアタックに出ると、終了約2分前に1分39秒181とファステストラップを記録。セッショントップ、2回のフリー走行総合でもトップで初日を終えた。
総合2番手に1分39秒190でジャック・ミラー(ドゥカティ)。ミラーは1回目、2回目共に2番手につけ、2回目のセッション序盤に13コーナーで転倒を喫したものの、すぐに再スタート。前後ソフトのニュータイヤを履いた4回目のコースインの残り3分を切ったところで1分39秒190を記録してリーダーボードのトップに立ったが、その後、ドビジオーゾに逆転されてセッション2番手、総合でも2番手となった。
1回目を18番手で終えていたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は2回目のセッション終盤にリアのみニュータイヤを履いてアタックに出ると、残り1分を切ったところで1分39秒345で3番手に浮上。初日総合3番手で終えた。
総合4番手にでカル・クロッチロウ(ホンダ)。クロッチロウは1回目を3番手で終え、2回目は前後ニュータイヤを履いて終盤のアタックに出ると、残り3分で1分39秒346を記録してトップに浮上したが、ミラー、ドビジオーゾ、ビニャーレスに逆転されて4番手に止まった。
ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が2回目の終盤にリアのみソフトのニュータイヤを履いて、1分39秒357を記録。ルーキートップとなる総合5番手につけた。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は前後ソフトのニュータイヤで記録した1分39秒441で総合6番手。アレックス・リンス(スズキ)はフロントにミディアム、リアにソフトのニュータイヤを履いて終盤のアタックに臨み、1分39秒451で総合7番手となった。
1回目にトップタイムを記録していたマルク・マルケス(ホンダ)は2回目もセッション序盤をリードしたが、途中ニュータイヤを入れることなく、1回目のコースインで記録した1分39秒497で総合8番手。
総合9番手に1分39秒503でフランコ・モルビデリ(ヤマハ)が続き、中上 貴晶(ホンダ)は1回目11番手、2回目は3回目のコースインとなった終盤のアタックで前後ソフトのニュータイヤで臨み、1分39秒629でセッション10番手、初日総合でも10番手とトップ10入り。
アンドレア・イアンノーネ(アプリリア)が1分39秒654で総合11番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分39秒697で総合12番手に続き、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は1回目のセッション中盤に1コーナーで転倒を喫し、20番手に止まり、2回目は1分39秒740でセッション13番手、初日総合総合13番手で終えた。フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が1分39秒799で総合14番手、ジョアン・ミル(スズキ)が1分39秒946で総合15番手。
以下、総合16番手に1分39秒951でポル・エスパルガロ(KTM)、総合17番手に1分39秒956でヨハン・ザルコ(KTM)、総合18番手に1分39秒995でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、総合19番手に1分40秒006でミゲール・オリベイラ(KTM)、総合20番手に1分40秒110でティト・ラバット(ドゥカティ)の順で続いた。
ホルヘ・ロレンソ(ホンダ)は1回目14番手、2回目21番手、2回目に記録した1分40秒159で総合21番手で初日を終えたが、トップのドビジオーゾとの差は0.978秒差と、21人のライダーが1秒以内にひしめく接戦となった。ハフィス・シャリン(KTM)はトップから1.571秒遅れの1分40秒752で総合22番手となった。
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