MotoGP第2戦アルゼンチンGP プレビュー
2019/03/27
2018年の決勝。ポールのミラーは初めからスリックをチョイス。最初のグリッド到着後にタイヤ交換したライダーとの間には5列分のスペースを取ってスタートした
ここ数年は天候が不安定なことも多く、昨年のMotoGPクラスのQ2ではウェットコンディションで始まり、セッション終盤に路面状況が変化。スリックタイヤでアタックに出たジャック・ミラー(ドゥカティ)が逆転でポールポジションを獲得した。さらに決勝では、スタートに向けてグリッドに整列した付近で路面状況が変わり、ポールスタートのミラーがスリックを選んでいたが、他のライダーはレインタイヤでグリッドに着き、路面状況の変化を見たライダーがマシン交換のため次々にピットに戻ったため、スタートディレイとなった。
レースは、ピットに戻らなかったミラーはそのままポールポジションの位置からスタート、それ以外のピットでマシンを交換したライダーに対しては、ペナルティとしてミラーから5列分後方のグリッドに並んでスタートする措置が取られたのだが、グリッドに着いたところでマルク・マルケス(ホンダ)がエンジンストール。マルケスはすぐに押し掛けでエンジン再始動に成功し、そのままスタートが切られたのだが、マルケスの再始動方法が審議対象となり、ライドスルーペナルティが課せられる。
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