MotoGP第2戦アルゼンチンGP プレビュー
2019/03/27
全長4806メートル、1076メートルのストレートと、右コーナー9、左コーナー5のレイアウト。バックストレートエンドの5コーナーは324km/hから81km/hまで減速するハードブレーキングポイント
今週末、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドでMotoGP第2戦アルゼンチンGPが開催される。
アルゼンチンGPは1961年に初開催され、1999年まで断続的に計10回開催されていたが、その後、2013年まで開催されなかった。しかし、アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドの完成後、2014年にMotoGPシリーズが初開催。2016年以降、シーズン序盤の第2戦目のレースとして定着している。
舞台となるアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから、北西に約1000kmのところにあるテルマス・デ・リオ・オンドという街にあり、2008年に開設されたコース。2013年の5月にMotoGP開催を目的に改修工事が完成した比較的新しいコースだ。
全長4806メートル、1076メートルのストレートと、右コーナー9、左コーナー5のレイアウトで構成されており、1周の平均速度が167km/hという中高速コースで、ほぼフラットなレイアウトが特徴となっているが、ひんぱんにレースが開催されているコースではないため、毎年、金曜日のセッションの段階ではコースは汚れており、セッションが進み、路面にラバーが乗って来ると路面コンディションは改善していくと傾向にある。金曜日と日曜日の路面コンディションの差が大きいことから、決勝に向けてマシンセットアップが難しいコースで、決勝日に合わせたマシンセットアップができるかどうかがカギを握る。
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