モビスター・ヤマハMotoGP
バレンティーノ・ロッシ
「チームのだれもが興味を持っていたアップグレードされたギアボックスだが、ファーストインプレッションはポジティブだったからハッピーだ。大きな違いはないけど、ボクたちにとって改善が必要な部分での手助けになる。マシンはブレーキングとコーナーのエントリーが少しよくなった。ポテンシャルを引き出すために仕事を続ける必要があるが、最初のテストとしてはグッドだ。今日はトップで終わることができてハッピー。朝の段階からトップだったから、いい初日になった。もっと重要なことはウエットで走れたこと。ウエットコンディションのバイクのフィーリングがよくなかったし、去年は苦戦した。今日はウエットコンディションで少し進歩できたが、もっとテストを重ねて、距離を稼ぎたい」
ホルへ・ロレンソ
「今日はタフな一日だった。時差ボケで昨日は4時間ぐらいしか眠れなかったんだ。今日のセッション序盤は1回目のセパンテストで使ったセットアップでトライしたが、いまひとつだった。マシンのセッティングをいろいろ変えて見たが、結果は同じだった。今日のリザルトは少し残念だったが、少なくとも新しいギアボックスはよかった。多少アジャストする必要があったが、全体的にはよかった。特にブレーキングの安定感が増した。コースコンディションは1回目のテストと比較するとよくなかったね。グリップが悪く苦戦した。明日はペースを改善して、カタールのテストまでに必要な新しいことを確認したい」
レプソル・ホンダチーム
マルク・マルケス
「今日は最初のコースインでフロントブレーキに難しさがあったから、少し不思議な1日となり、あまり生産的ではなかった。この分野の改善に集中した。1ラップ、2ラップの周回を繰り返すことしかできず、他のテスト時間を奪われてしまった。午後は問題の原因を追求した。明日はテスト計画を続けたい」
ダニ・ペドロサ
「今日は幾つかの調整を試すことに集中し、うまく行ったと思う。新しいパーツは試さなかったが、前回使ったものを確認した。雨が降ったから、ウェットコンディションの中で少し走ることができた。明日もセットアップの変更を試し続け、もっと快適に走れるように幾つかの改善を確認したい」
ドゥカティチーム
アンドレア・ドビジオーゾ
「GP15のファーストインプレッションに満足している。これが最も重要なこと。期待していたニューマシンが投入されて、ベストなラップで走れることができた。コースインしたときにGP15が大きく改良されたことを感じた。これは非常に重要なこと。ニューマシンは全ての分野でより効果的な仕事ができたけど、今日は雨であまり多くの時間がなかったことは残念。いくつかの分野を改良するために多くの仕事が控えていることは、いつもどおりだ」
アンドレア・イアンノーネ
「GP15を試し、大変興味深かった。ニューマシンへの最初のアプローチに満足している。第一印象はとてもよかった。僕たちのキャラクターに合わせるために少し仕事が必要だけど、とてもよいポイントからスタートできる。ただ、今日は雨でたくさん周回を重ねられなかったのは残念だった」
スズキMotoGP
アレックス・エスパロガロ
「今日はいくつか進歩できたし、ポジティブなテストとなった。今日のコースは滑りやすく汚れており、自信を取り戻さなければならなかったが、いいフィーリングを得ることができた。少しずつマシンのパフォーマンス向上に取り組んでいるが、今日のマシンのスピードとパワーに少し驚いた。また、今日はウエットでテストするチャンスとなり、快適なフィーリングだった。明日は午前中はセットアップの変更に取り組み、午後はペースの向上に取り組みたい。一発のタイムよりも重要だからね」
マーベリック・ビニャーレス
「マシンのいいフィーリングを持ち続け、できるだけ多く乗り込みたい。まだ、MotoGPマシンについて学んでいる途中なので、マシンに大きな変更は行なっていない。ボクのライディングスタイルを適応するのが課題だ。きょうはウエットで走ることができたが、いいフィーリングだった」