2019年ヤマハ国内外レース活動体制発表

2019/02/05

　ヤマハの2019年の国内外レース活動体制が2月5日に発表された。ヤマハは、基本方針となる「ブランド価値の向上」、「先進技術の獲得」、「モーターサイクルレースの健全なる普及」を目的に、世界各地でレース活動に取り組んでいる。

　2018年の活動では、MotoGPでバレンティーノ・ロッシがランキング3位、マーベリック・ビニャーレスがランキング4位を獲得したほか、世界耐久権の最終戦である鈴鹿8耐の4連覇や、全日本ロードレース選手権JSB1000、アジアロードレース選手権SS600、MotoAmerica・スーパーバイクなどでチャンピオンを獲得した。

　一方2015年以来、アジアを皮切りに取り組んできた人材育成を柱とするステップアップ構造の構築では、アジアから欧州に渡りチャレンジを始めるライダーが次々と現れ、着実にその構築が進んでいる。

　2019年はヤマハにとって創立65年目の節目となり、会社創立と共に始まったレース活動も65年目を迎える。これまでと同様、世界各地の主要レースに全力で取り組みつつ、次代を担う若手の育成やレース文化の醸成にも貢献しながら、ブランドスローガン“Revs your Heart”の具現化を目指す。