SBK開幕戦フィリップアイランドはジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)がスーパーポールを制してポールポジションを獲得した。
フリー走行3回目でトップに立ったのはレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)。ジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が2番手につけ、アプリリアがワンツーでさらには二人共に1分30秒台に突入。初日にアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)がマークしたタイムをも上回った。これでハスラムが暫定ポールポジションでスーパーポールに駒を進める。
スーパーポール1ではマッテオ・バイオッコ(アルテアレーシング)とレアンドロ・メルカド(バーニレーシングチーム)がスーパーポール2進出を決める。ランディ・ド・ピュニエ(ボルトコム・クレセント・スズキ)は3番手、直前のテストで負傷したダビデ・ジュリアーノの代役として急きょ参戦が決まったトロイ・ベイリス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ・スーパーバイクチーム)が4番手で、それぞれ13番手、14番手グリッドが決定した。
スーパーポール2では、それぞれが1回目のアタックを終えて2回目のアタックを始めたところでダビド・サロム(チームペデルチーニ)がハイサイド転倒。メディカルスタッフが駆けつけ、赤旗が提示される。残りは3分52秒。
ライダーたちはしばらくピットで待機していたが、このままスーパーポールは成立。レイが1分31秒212でポールポジションを獲得。チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ・スーパーバイクチーム)が2番手、ハスラムが3番手というフロントロウに。
ルーキーのマイケル・バン・デン・マーク(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)は4番手に入る健闘を見せ、初日にトップタイムをマークしたロウズは5番手。Moto2からコンバートしたニコラス・テロール(アルテアレーシング)は6番手だった。