MotoGP第17戦オーストラリアGP Moto3決勝
2018/10/28
MotoGP第17戦オーストラリアGP、Moto3クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで決勝レースを行ない、アルベルト・アレナス(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温14度、路面温度31度のドライコンディションで争われた。序盤から大集団のレースが展開され、ゴールラインまで14人のライダーが接戦を展開する混戦となり、トップから6位までの差が0.154秒という僅差のレースとなった。
アレナスはトップ集団の中で周回を重ねたが、最終ラップにトップに立つと、そのままポジションを守り切って、フランスGP以来となるグランプリ通算2勝目を記録。
2位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)が続き、ニッコロ・ブレーガ(KTM)の代役として日本GPから参戦するセレスティーノ・ビエッティ(KTM)が、グランプリ通算2戦目で3位に入賞、初表彰台を獲得。
鈴木 竜生(ホンダ)は終始トップ集団の中で戦い、終盤に集団の先頭につけ、僅差の4位でゴール。5位にポイントリーダーのホルヘ・マルティン(ホンダ)、6位にアロン・カネト(ホンダ)、7位にアダム・ノロディン(ホンダ)、8位にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、9位にヤコブ・コンフェイル(KTM)の順で続き、フロントロウからスタートした佐々木 歩夢(ホンダ)はトップ集団の中で何度かトップに立つが、トップから0.406秒遅れの10位に入賞。鳥羽 海渡(ホンダ)はスタート直後の2コーナーでコースオフを喫し、その後、単独走行となり、19位でチェッカーを受けた。
ランキング2位でマルティンを追うマルコ・ベゼッチ(KTM)は、11周目の10コーナー進入でガブリエル・ロドリゴ(KTM)の転倒に巻き込まれリタイア。ノーポイントに終わったベゼッチとランクトップのマルティンのポイント差は12ポイントに広がり、ランキング3位のジャンアントニオとベゼッチの差は8ポイントに縮まった。
真崎 一輝(KTM)は土曜日のフリー走行3回目で転倒し、左手の第5中手骨を骨折、今レースを欠場した。
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