●優勝・小山 知良(日本郵便 Honda Dream)
「やっとドライでしっかり走ることができ、スタートのぎりぎりまでセッティングを詰めたかったから、サイティングラップは早くコースインして、2周してセッティングを替え、グリッドでも替えて、準備万端でスタートできました。レース中盤からタイヤのグリップが厳しくなりましたが、コントロールを意識しながら走りました。世界グランプリで勉強したことを生かしたことで毎ラップ、スリップストリームが使えたし、最終ラップの上りでもしっかりと使うことができました。スタートのぎりぎり詰めたあのマシンセッティングだったから優勝できたと思うし、それはチームの総合力です。後半戦でいいスタートが切れました。次戦の岡山は5年ぶりとなりますが頑張ります」
●2位・岡本 裕生(51ガレージチームイワキ)
「スタートを失敗し、追い上げのレースになりました。序盤にペースを上げられず、中盤にやっとトップ集団に追いつきました。自分の遅いところと速いところが前車とは全く違い、厳しい展開となりました。そんな中でも得意なブレーキングを生かして何回もパスすることができました。今回はなかなか難しかったけど、最終的には最低限の2位を取ることができて、少しホッとしています。これまで優勝したときも独走だったので、バトルして負けたのは全日本では初めてでした。自分の弱みを見つけることができたので、次戦に向けてその対策を見つけていきたいです」
●3位・國峰 啄磨(日本郵便 Honda Dream)
「SUGOでノーポイントだったから、自分がここでできる最低限の仕事は優勝でした。それができずに終わってしまい、不満が残るレースとなりました。ただ、小山選手や岡本選手との差が分かったし、僕もバトルでの優勝経験がないので、岡山までにその部分が成長できるように頑張りたいです。岡山は得意だし、鈴鹿も嫌いではないから、最低限の仕事である優勝を目指します」